帰化申請実務研修を開催しました

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20110316帰化申請の実務研修を開催

帰化申請の「実務」研修を大阪府行政書士会館にて開催しました

帰化申請実務研修

 

帰化申請実務研修を去る平成23年3月16日(水)に大阪市中央区の大阪府行政書士会館3階大会議室にて開催しました。

 帰化申請実務研修は、大阪府行政書士会主催の全体研修で、大阪府行政書士会国際部からの依頼をお受けし、講師を務めさせていただきました。折しも3.11東日本大震災の直後ではございましたが、写真の通り大阪会大会議室が満員となりました。毎年100名前後の行政書士の方が申請支援センターの講義を受けに来られます。

 冒頭、国際部世話人の真部先生より「帰化申請においては"質"、"量"ともに大阪で比類できる事務所を思いつかないほど経験を積んでいる事務所」とご紹介賜り、気恥ずかしい思いとともに、しっかりした講義を行わなければならないと気持ちが引き締まる思いで始まりました。

帰化申請の「実務中心の」研修を行いました

 今回の帰化研修におきましては、国籍法の逐条解説といった法的理論研修よりも、行政書士向けに帰化申請実務の進め方に重きを置き、帰化申請を行ったことのない行政書士の方でも、あまり難度の高い案件でなければ最低限の帰化実務を行えるようにお話をいたしました。

 帰化申請実務アンケート

実際、最初に「法務局で帰化申請を受付られた経験の有無」を挙手にてお聞きしましたが、ほとんどの方が「全く経験なし」と答えられ、毎月コンスタンスに業務をこなされている方は皆無でした。

 「実務中心の」研修とは、端的に申し上げれば、帰化申請の業務ができるビジネスモデルを構築するヒントをお話しさせていただいたということです。今年の研修でも「帰化依頼の電話が掛かってきた時の応対」から「依頼者との初回面談での注意点」などビジネスとしての基礎から始めました。もちろん、いくら眠い逐条解説はいたしませんと申しましても、国籍法との関係も帰化条件判断の中で言及しております。また、帰化申請全体の流れや帰化申請に必要な添付書類や申請書類の作成の仕方などについても触れました。しかし、なにぶんにも2時間半という時間の中でありましたので早口となることもあったことでしょう。また、非常に多くの方が参加されたので、窮屈な思いをされたかもしれません。この場を借りて、お詫び申し上げます。

 今回の研修を受けられた方は、恐らく問題のない案件であれば申請に漕ぎ着けれるレベルにはなられたことと存じます。ただし、お客様に満足していただくためのサービス内容については、各事務所で知恵を絞って構築していただく必要があります。

 ただ単に「添付書類を集めて」「申請書を作成するだけで」、帰化申請の専門家と名乗ってもらっては困ります。

 それでは「イチかバチか自己申請をしてみられる素人の方」と変わりありません。慎重に計画して帰化申請を行わないと、たとえ許可にはなっても、その後の人生の中で依頼者の方は「一生」後悔することになります。自分で申請することと、行政書士に依頼することの違いは、楽ができるからだけではありません。ちゃんとお客様を満足させることのできる様々なサービス・アイテムを持っているかどうか、許可後に後悔の無い帰化申請となるかどうかが、報酬のいただける事務所になれるかどうかのポイントです。帰化申請研修を受けられた方には、決して、何の策も、何の付加サービスもなく、安易に値引きのみで依頼を募るような行政書士にはなっていただきたくないと願っています。

 (2011.3.17記事)

<行政書士事務所ASC申請支援センターの帰化申請相談会について>

帰化申請や国際結婚の際などの在留資格認定についてご相談は一生に関わる重大事ですので「面談にてのみ」相談を受けております。

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