ASC申請支援センターだより

 このページでは、ASC申請支援センターからのお知らせやご報告等をご紹介しております。

大阪府行政書士会55周年記念イベントのご報告

大阪の知的財産が実りあるものとなるために!

  先日来、当ウェブサイトで告知をしていました大阪府行政書士会55周年記念行事が、平成18年3月27日(月)、大阪産業創造館4Fイベントホールに於いて、開催されました。

  告知のとおり、このイベントは「起業の切り札はこれだ!~起業が変わる!ビジネスが変わる!社会が変わる!」と題して行われたもので、電子申請と知的財産によって大阪のビジネスシーンがどのように変わっていくのかを、とくに起業や新規事業の立ち上げにスポットをあてて考えていくイベントでした。

 当センターは、第2部のパネルディスカッションにおいてコーディネイターを務めさせていただき、パネラーの皆さんに知的財産の現状と今後について話し合っていただきました。

 とくに今度のディスカッションでやりたかったことは、「2002年の知的財産戦略大綱以来、知的“財産”と言われて久しい昨今、はたして本当に“資産”としての地位を確立しているのか?」という検証と、知財の事業化を進めていく上で「現実には事業として発動していない無形財産を、どうやって金融機関や世間に認めさせるか?」という仕掛け作りのヒントの明示でした。

 前者については、日本政策投資銀行の与信事例、あるいはファッションデザインや芸能の世界での著作権活用の具体例などにより、胎動期・幼児期を終え、いまや青年期に差し掛かっている現況が明白になったと存じます。一方、後者においても、経営コンサルタントや大阪会所属行政書士の非常に興味深いノウハウなどが聞き出せたことと悦んでいます。また、知的財産大学院を立ち上げた大阪工業大学のフォローにより、ディスカッションの内容が法的側面から一層引き締まったものとなりました。

 いずれにしても、それぞれの世界の第一線で活躍されている多数のパネラーを前に、なんとか無事に対岸まで漕ぎつけることができて「ほっ」としたというのが正直な感想です。

 この場を借りまして、僭越な大役を与えていただいた大阪会と、とりわけご抜擢いただいた知的財産特別委員会大脇委員長に感謝の意を表しますとともに、大阪の知的財産にとって小さな実りとなるよう願うものであります。

 第2部のご報告ばかりとなりましたが第1部のテーマ「電子申請」も、ここ数年来当センターが取り組んできたアイテムであり、今回の担当ではなかったにせよ因果を感じています。

 私的なことながら、リマーカブルで有意義な一日でした。関係各位には、重ねて御礼申し上げます。 (2006.03)

 

<行政書士事務所ASC申請支援センターの帰化申請相談会について>

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毎週、午後1時、2時、3時、4時の四組のみですので、必ず電話予約の上、ご参加ください。

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