ASC申請支援センターだより
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060210知的財産関連記事
著作権フォーラム2006~よみうりホール
去る平成18年2月10日(金)、有楽町よみうりホールで開催された日本行政書士会連合会・東京都行政書士会共催の「著作権フォーラム」に、大阪府行政書士会知的財産特別委員会から出席させていただきました。
元文化放送交通情報で人気を博した沢田女史の司会で始まった第1部では、宮内日行連・東京会会長の挨拶、甲野文化庁長官官房著作権課課長の挨拶に引き続き、「IT時代の著作権」と題して、学校法人青山学院常務理事の半田正夫氏による基調講演が行われました。
講演においては、アナログからデジタルへ時代が変遷を遂げてきた中で、著作権の意味や求められる役割が大きく変わってきており、今や著作権制度そのものを見直さなければならない時に来ていることを、非常に平易な語り口で誰にでもわかるように主張されました。 著作権を扱うわれわれ行政書士にとっても、著作権許諾契約ひとつとっても「個別契約から包括契約も視野に入れなければならないこと。」「権利そのものも許諾権から報酬請求権的性格に移り変わりつつあること。」、その他、非常に多くの業務上のヒントが詰め込まれていました。 この講演が聞けただけでも、遠く大阪から参加したかいがあったものと慶んでおります。
第2部では、基調講演をされた半田先生がコーディネイターとしてパネルディスカッションが行われました。 パネリストには、(社)ACCSの久保田氏、(社)日本芸能実演家団体協議会の上野氏、WowmaxMedia(LLC)の海部氏、日行連知財本部委員で東京会知財・経営会計部長の安部氏が並ばれ、著作権を取り巻く実際の現場からの問題点を抽出し、今後の対策や行政書士としての対応のあり方を模索するという流れで意見が交わされました。
われわれ大阪会も、来る3月27日(月)には、産業創造館での行政書士制度55周年記念シンポジウムを行う予定で、知的財産権と電子申請がテーマであることから、実行委員の末席に加えていただいている身から、気持ちも奮い立ちました。
良い会合に参加させていただいたことを感謝しております。
(2006.02.10)
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