帰化申請専門サイト/法務局への帰化申請について解説しています。

帰化申請の面接

 帰化申請では面接を受けなければなりません。このページでは、法務局での帰化面接について、ご説明しています。

法務局における面接について

帰化申請の担当者による面接

 帰化申請の受付の後、数週間で申請毎に専門の担当者が決まります。

 この担当者が提出した書類の内容を審査し、また、提出した内容だけでなく実際の状況を十分に調査した後、申請者は担当者による帰化面接を受けることになります。

 多くの法務局の場合、帰化申請の受付から2〜3ヶ月程度の期間を経た後になりますが、法務局によっては調査の仕方が違う支局もあり、数日で面接となる場合もあります。

 

帰化申請の取り下げ

 帰化申請の受付をされた誰もが、面接を受けられるわけではありません。

 帰化申請の担当者による審査・調査の中で、帰化条件を満たさなかったり、身分関係上の問題が発見され、法務省に送付しても許可となる可能性が低いことが判明した場合には、法務局に呼び出され、面接をする代わりに、「申請の取下げ」を指示されます。

 「帰化申請の取り下げ」は任意ですが、法務省に送られても、不許可となることはほぼ確実です。また、法務省に送られた後に不許可となった場合には、後日に再申請をする際に非常に不利になると、一般的に言われています。

 

面接で聞かれること

 帰化の面接では、一般的には、ひとりにつき1〜2時間程度の時間をかけ、さまざまな質問をされます。家族で申請される場合には、半日程度はかかることでしょう。ただ、お若い方で(申請者以外の家族も含めて)非常に真面目であっさりした方だと、ひとり30〜40分で済んでしまうこともあります。

 帰化面接のアドバイス逆に、夫婦ふたりだけなのに4,5時間掛かったというようなこともあります。素人考えで「うまくやろう」と考えながら答える人に限って長くなる傾向があります。「うまくやろう」とする人の理屈の付け方にはパターンがありますので、かえって隠し事があることが法務局にはすぐにわかるからです。
 「うまくやろう」と考える人の性格は申請支援センターの相談会に来られた時にも、お話をし始めて間もなくわかりますので、素直で正直な人よりも、厳しく、または、慎重に帰化条件関係や身分関係の聴取を行います。
 なぜ、「うまくやろう」とする性格がすぐにわかるかと申しますと、法務局の担当者も私も、年がら年中、嘘の作り話に付き合っているわけですから。

 申請支援センターでは、面接の「直前に」、一般論ではない「おひとりおひとり個別の」、面接対策アドバイスをいたします。

 帰化の面接で聞かれることは、個人個人違います。帰化申請の受付以降、担当者が審査や調査を続けてきた中で出てきた疑問点を質問されます。申請書の内容と添付書類の内容、本人の認識の間に齟齬が多ければ多いほど、面接時間も長くなります。

 身分関係のこと。現在の仕事の内容や、資産・借金の状況など、生計に関すること。生まれてから今日までの全ての違法行為など素行に関すること。現在の人格を形成するに至った過去の履歴。海外渡航の状況。さまざまな観点から、許可条件に合致しない事柄がひとつもないかを慎重に聴取されます。

 帰化申請に慣れていない行政書士であれば「配偶者と知り合ったきっかけは何ですか?などの質問がよくありますよ。」ぐらいのアドバイスしか返ってこないことでしょう。−−そんなことはあたり前です。そのレベルですと10年前のテキストを読んで勉強したばかりの行政書士事務所さんですね。今は、インターネットを読んで「上手く」やろうと企んでいる方を落とすためのテクニックを法務局の職員も磨いているのです。インターネットで下調べをしてきた人の方がむしろ、不許可率は高くなる旨い質問が用意されています。

 ひとつひとつの質問に対する回答の内容だけでなく、答え方や顔色、雰囲気なども見ています。むしろ、内容よりもそういった部分に着目して、隠された嘘や違法性を暴いていくのです。お若い、経験の無い若い行政書士の方ですと、このあたりのアドバイスのしようがないことが多いと存じます。帰化申請は聴取にはじまり、聴取に終わると心掛けなければなりません。

 また、なぜ日本に帰化したいのか、ということも大事なことです。特別永住者の方については帰化の動機書の提出自体は不要となりましたが、やはり面接の際には、なぜ日本人になりたいか、ということは明確に答えられるようにしておいてください。

 担当者が発見した疑問点を全て解消することができて初めて、法務局での会議を経て法務省に書類は送られます。

 

日本語のテストについて

 特別永住者の方は気にする必要はありませんが、それ以外の方では、面接を始める前後に日本語のテストを受けさせられることがあります。

 テスト自体は文章題と短答問題の混在する簡単な筆記試験なのですが、テストを受けることになった以上は、原則、100点を取らなければなりません。

 とくに、「日本人配偶者等」や「家族滞在」の在留資格で日本に来た方は要注意です。また、たとえ、日本語検定1級や2級を持っている方であっても、受付や面接時での受け答えにおいて、日本語力を疑問視されればテストを受けさせられます。

 日本人になるのですから、あたりまえのことと認識してください。

 

帰化申請面接の対策

面接対策は申請前に済ませておく

 面接の日程が決まって法務局から電話があった後で、面接対策を始めてもあまり意味がありません。と申しますよりも、はっきり申し上げて、手遅れです。

 本来は、「帰化申請が受付される前」に、自分の現在の状況や過去の人生を振り返り、姿勢を正すべきところはないか、第三者である日本国民の目から見て疑問に思われるところはないか、などをチェックし、正すべきところは正し、また報告漏れがないよう作成書類や添付書類を読み返して、面接を安心して受けられることを念頭において申請書を作成していることが必要です。

 申請書を上手く作るのではなく、生計や素行、定着性などの「生活そのもの」をきちんと律した上で、帰化の受付を済ませていなければなりません。申請書は、その生活の報告書類にすぎません。

 申請の受付が終わり面接の連絡を受けた後で、「面接での注意点」「面接で聞かれること」「面接対策法」などをインターネットで調べ始めても、もう「手遅れ」なのです。

申請支援センターの面接アドバイス

 帰化申請の面接は、申請支援センターにご依頼になられた方でも、申請者本人が出頭して受けていかなければなりません。15歳以上の申請者全員について一人ずつ面談が行なわれます。

 申請支援センターに帰化申請をご依頼された方に限っては、面接の直前に個別の面接アドバイスをすることができます。

 先に述べたとおり、面接で聞かれることは、ひとりひとり違いますから、一般的な面接アドバイスは「全く」面接対策となりません。

 しかし、当センターから申請された方では、申請書をこちらで作成していますから、何がテーマで、どの部分が質問されるのかは、長い経験から明確に判断できます。法務局の担当者が疑問に思うだろうことは、すでに当センターも申請書を作成する上で疑問に思い思慮を重ねて記載しているからです。

 そして何よりも、申請する時点ですでに面接対策は済ませていますから、面接直前での面接アドバイスは、面接に向けての詳細な「確認」で済むのです。

 また、その方の性格こそが面接上のハードルとなる場合もあります。当センターへの初回相談から申請書作成に至るやりとりの中で、申請者それぞれの考え方や物腰なども熟知していますので、気になることがあれば、僭越なことですが面接アドバイス時にご留意をお願いすることもあります。

 そして、面接で、最も大事なことは、ありのままに答えることです。

 申請支援センターでは、嘘をつくことなく答えても問題がないように、内容を現実と整合させてから申請していますから、安心して、ありのままを答えていただくことができます。帰化の面接は気楽にまじめに。

 当センターのモットーは「気楽に!」です。

 「気楽に」面接を受けるためには、書類の収集・作成時から、苦労をして準備をする必要があります。さらに、十分にアドバイスを受ければ、安心ですね。

 気楽に、まじめに。

 
<ASC申請支援センターの帰化申請相談会について>

 帰化申請は集める書類も作成する書類もたいへん多く(約60種類)、また許可までの期間も非常に長く相談・点検・受付・面接などこなすべきイベントも多いので、個人ではなかなか困難な申請ですから、専門家の手助けが必要な際は、ぜひ申請支援センターにご依頼ください。
 しかしながら、ご連絡いただく方の3人に1人は、帰化要件を満たしておられない状況ですので、必ず「面談にて」状況をお聞きしないと、帰化申請の要件を満たされているか判断できません。
 ASC申請支援センターからの申請をされる予定の方については、毎週土曜日の相談会に参加することができます。相談会で帰化ができるかを判断してから受任することになります。
 毎週、午後1時、2時、3時、4時の四組のみですので、必ず電話予約の上、ご参加ください。
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 電話受付時間:午前9:00〜午後10:00(土日祝日OK)