ASC申請支援センターだより/帰化申請情報など
20160323 帰化関連イベント情報記事
<国際業務研修>大阪府行政書士会本会、帰化申請実務研修を開催しました
帰化申請の実務研修を、去る平成28年3月23日(水)午後2時より大阪府行政書士会館にて開催いたしました。
会場の都合で80人の定員でしたが86人のご応募があって締め切られたため、3階大会議室は満員となり5階会議室でもビデオカメラの生中継を行っていただきました。
この帰化申請実務研修は大阪府行政書士会主催の本会研修で、もう何年も申請支援センターが担当しています。今や春恒例の行事です。
滋賀会、兵庫会と大阪会以外の他単位会からも参加されていました。全体研修においては単位会を通じてお申し出があれば他会の方の参加も可能だったようですね。
ここ数年は大阪会の方針で全体研修は導入研修とし、業務の研鑽は各行政書士業務研究会(以前でいう部会)でするようになったので、告知時に初心者向け研修ですとお断わりしていましたが、結構ベテランの先生方もご参加されていて照れくさい思いをいたしました。
例年7割程度の方が開業して3年以内の行政書士だったのですが、今年は逆に半数以上が既に3年は経過する方で、一番長い方だと私が小学校5年生の頃から行政書士事務所を運営されてきた40数年選手の大先輩も聞きに来ていただいていたので頭が下がりました。
ベテランも参加されたのは昨年韓国籍の方の書類が増え帰化申請が難化した事もあったせいでしょう。
恒例の平成27年中の法務局・法務省の帰化申請取扱い局の変遷一覧もお土産に配布しました。私が趣味で配布しているオマケとはいえ、全国の法務局で帰化の際にどこの部署に申請すれば良いかがひとめでわかる資料なので、毎年官報で関係法律の改正と全国の法務局サイトを全てチェックして凄い労力を掛けているんですよ。
この頃、法務局に行くと「聴取が全くできていない行政書士さんが増えた」と(なぜか私が)叱られる事が多々あるので、聴取の大事さを伝えることに一番力を入れました。参加された行政書士の皆さんにご理解いただけたでしょうか。
今回は髪型がいつもと違うので若返ったと言ってもらえました
帰化申請は集める書類も作成する書類もたいへん多く(約60種類)、また許可までの期間も非常に長く相談・点検・受付・面接などこなすべきイベントも多いので、個人ではなかなか困難な申請ですから、専門家の手助けが必要な際は、ぜひ申請支援センターにご依頼ください。
しかしながら、ご連絡いただく方の3人に1人は、帰化要件を満たしておられない状況ですので、必ず「面談にて」状況をお聞きしないと、帰化申請の要件を満たされているか判断できません。
ASC申請支援センターからの申請をされる予定の方については、毎週土曜日の相談会に参加することができます。相談会で帰化ができるかを判断してから受任することになります。
毎週、午後1時、2時、3時、4時の四組のみですので、必ず電話予約の上、ご参加ください。
帰化相談会予約専用電話
電話受付時間:午前9:00〜午後10:00(土日祝日OK)