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帰化実務研修会/申請支援センターだより


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20100318 帰化申請実務研修、関連記事


帰化申請実務研修会を開催しました(大阪府行政書士会)

 帰化申請についての実務研修会を大阪府行政書士会館大会議室において、去る平成22年3月18日(木)午後1時30分から開催され、当センター長の吉田行政書士が講師を務めました。

 今回の帰化実務研修会は、大阪府行政書士会研修部からの依頼で開催したもので、当初100名の定員で募集をいたしましたところ百十余名の応募があり、光栄なことに定員を大幅にオーバーいたしましたので早めに募集は締め切られるという盛会ぶりございました。(加筆:大阪府行政書士会発表によると当日の最終参加者は94名だったそうです。)

帰化申請実務研修会

 初心者向け講習と謳っておりましたがベテランの行政書士の姿も多くありましたので、冒頭に挙手によるアンケートを取りましたところ、毎月コンスタンスに帰化申請を行っている事務所は皆無であり、ほとんどの方が帰化申請の経験がなく、帰化申請を数件やったことのある方が10名ほど手を挙げられたにとどまりました。

 入管などの国際業務を行う行政書士は多いのですが、帰化申請専門となると非常に少ないのが現状のようです。インターネットなどで見かけるお顔もありましたが、実際のところは、お勉強中のようですね。

 帰化実務講習と銘打ちましたので、一般の勉強会的な内容に加え、申請者が自分で帰化申請をされた場合に「よく不許可になる点」を考慮し、聴取の仕方や仕事取り方までお話いたしました。
 帰化申請の経験が少ない行政書士の方は、どのような案件がどのような経緯でが不許可になるのかを身を持って理解されていませんから(許可要件はわかっていても)、帰化依頼者からの一番最初の聴取において何に留意すべきかを中心に丁寧に説明しました。
 要件の説明にばかり気が行っていた受講者の方は今後も失敗されるでしょう。その前に説明した聴取のテクニックこそが重要なのですが、どれだけの方が理解していただけたのが少し気になるところです。
 もちろん、帰化の流れ、帰化要件、帰化に必要な書類についての基本をしっかりと身につけていただけるよう帰化の基本も押さえたつもりです。講義は時間ぎりぎりまで掛かりましたので、講義後、時間を延長して、行政書士の方々の個別の質疑に応じました。

 受講された方々も、早速インターネットなどで広告をされライバルとなられるわけですから、当センターもしっかりと受けて立てるよう今後とも精進を続けて参るつもりです。

帰化実務研修・・・研修内容

   ・帰化依頼を受ける際、最初にすべきこと
   ・帰化要件の判断について
   ・申請者毎に全て違う帰化申請に必要な書類
   ・帰化の大まかな流れ
   ・質疑応答(現在実際に請けている仕事で困っていることなどあれば)

 (2010.03.20up)
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