生来在留者の帰化申請ではあるが・・・

 今から「まいど~」と贔屓のあべの市税事務所で帰化申請に使う4件13通の課税納税証明書を請求して、もっと贔屓の天王寺SCに寄ってから、大阪の某支局に今日のメインイベントである中国人世帯の帰化申請での書類点検に行ってきます。

 日本に住む(在留する)様々な国籍の外国人の方について、もちろんその国籍によっても帰化申請に添付する身分関係書類は変わってくるのですが、同じ国籍の外国人でもその生い立ちや環境に依ってさらに取得すべき書類は変わってきます。

 生来在留者かどうかも、そのひとつです。

 生来なら生来に必要な書類、newcomerにはnewcomerの必要書類が決まっていて、まあそれを理解していれば済む話なのですが、現実問題としては一筋縄で括れるものではありません。

 今日の方も、本人自身は生来ですが両親はニューカマーで両方の書類を考えて行かねばならないところ、親が日本で離婚裁判をしているが領事館に拒否され離婚証は発行されていないにも拘わらず結婚証はVOIDされてしまっており民生局でのデータが見当たらないおまけに長年日本に済む間にIDも抹消されているのでそれ以上の詳しい検索も出来ないという状況で、さあどないしますか、という場面。それ以外の生活上も腕の見せどころ満載の案件です。
 自分でチャレンジなさっていたり、経験の無い行政書士に巡り会ってしまっていると、間違いなく既に「あきらめて」断念されていたでしょうね。

 私だって気を引き締めて臨んでおりますので、今日、この後が楽しみです。