生活保護を受けているのですが、帰化申請はできますか?
という生活保護受給者の帰化申請に関するご相談は定期的にあります。
現実問題としては、総じてほとんどの案件が「かなり厳しい」としか言いようがありません。
また、帰化申請は個別的な判断を致さなければなりませんので、冒頭のように単純に「生活保護を受けているからできない」とか「生活保護を受けていてもできるとか」という問題ではなく、電話でそのような質問をしてきた人は「面談で相談に来なはれ」と突き放すのが、ご本人の為であることを心得ています。
帰化申請という人生の大事な場で、電話で簡単に「申請できそうですね」とぬか喜びさせることも、「申請をあきらめねばならない」と落胆させるのも、どちらも罪深いことです。
正しい答えは「会ってみないとわかりません」、それに尽きます。
ただ、生活保護受給者は「複合的な理由」から、帰化申請が受け付けられなかったり、不許可となることが多いでしょう。
「生活保護受給者であるから帰化申請できない」という条件はありませんが、帰化申請の不許可条件の幾つかに該当してしまって申請ができなくなる可能性があります。それは決して生計条件のみならず素行条件その他の条件にも抵触することが多いからです。
現実はシビアです。
まあ、商売上は、中途半端に電話で「相談に乗るフリ」をして「申請できそうですね」とか言って気を緩めさせてから事務所に呼ぶという商法も世の中には多数存在するのでしょうけれど、僕は気が引けるので、電話ではめちゃ辛口のSuperDryです。
それが本人のためですから、売上落ちるのは仕方ない(涙)。
ただ、ASC申請支援センターに足を運んだら、何らしらシヤワセになることでしょう。それがたとえ、帰化申請をあきらめないといけない場合でも。
シヤワセのノウハウは、ここにあります。