大阪の帰化申請では些少な年金額でもエビデンスを要求されます

 お盆真っ只中ですが、と申しますより、お盆中だからこそ、毎日帰化申請の受付本番が続きます。僕は行政書士事務所運営が軌道に載り始めて以来、まともにお盆休みを取れたことは一度もありません(涙)。

 今日も、朝から大阪法務局本局で館国籍特別永住者姉弟の帰化申請受付と、続けて同じ韓国籍特別永住者単身の方の帰化申請の書類点検をして来ました。

 帰化受付案件の方は、書類作成上の色々なテクニックもさりげなく駆使して、「他の事務所だと、こんなにすんなり進まなかったであろう。ニタリ」と。僕はうぬぼれというか自己満悦案件だったのですが、なんのなんの、少し見当違いがあり、本人2名に会社休んで受付に臨んで貰ってるのに、もう少しで出直しになるところでした。

 と言うのも申告書類の中に「年額」4,000円余りの年金支給額を見付けていたのですが、年額4,000円ということは月額390円程ですから支給決定通知書の準備も必要ないだろうと無視していました。
 実際、書類点検時には、別の法務局相談員にスルーされていました。

 しかし、指摘された事実が発生した以上は、法務局の指示に全力で答えなければならないのが、帰化申請です。
 法務局と口論するくらいなら、出直した方がましです。

 ただ、今回は相談員さんも受付の職員さんも旧知の方で、顔見知りだからと言うわけでは決してないのですが、無事受付の上で追送処理とさせてもらえる事になりました。

 暑い中、一瞬ひやりとする出来事でした。
 お盆中の仕事が多すぎて、判断力がホンの少し低下しているのかもしれませんね。