韓国の国会議員選挙の在外投票が本日平成24年3月28日より始まりました。
もちろん、既に日本への帰化申請が許可されて日本人となられた方は、在日韓国人ではありませんので投票はできません。韓国籍を持って居る方で有権者登録を済まされている方が投票できます。
駐大阪大韓民国総領事館でも3月28日から4月2日までの6日間、地下1階に投票所をもうけて受け付けられます。4月11日に実施される韓国本土に先がけての投票となり、土曜日曜日も行われます。
受付時間は8:00から17:00までであり、身分証明書として、旅券(パスポート)か外国人登録証明書(カード)か運転免許証といった写真の入った証明書のどれかを持参する必要があります。
実際に投票できるのは平成23年11月から平成24年2月までの間に前述の有権者登録を行った人だけなのですが、産経ニュースによると、14万人居る駐大阪韓国総領事館管轄の対象者の中で実際に有権者登録を行った方自体3000人程度と約2%ほどだったそうです。
長年日本で暮らして来られた在日韓国人の方は、もちろん日本の参政権はありませんし、過去には本国の選挙に参加することもできなかったわけですが、今回の在外選挙制度に施行にあたって、長く日本に住んで来て芽生えた自身の中の「日本人のこころ」と決別しようという人と、いざ韓国の選挙に参加できることになってみて興味がわかない自身の中の「日本人のこころ」を再確認する人に、心情的に二極化するものと思われます。
参考:在日韓国人の方の帰化申請
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」