韓国領事館だけでなく、韓国の官公庁の異動時期について、少し説明しておきましょう。韓国領事館などの官公庁の人事異動は、帰化申請の書類集めに少なからず影響するからです。
韓国での公務員採用は中央人事委員会でまとめて行っており、行政高等考試(日本の国Ⅰレベル)、7級国家公務員試験(日本の地上国Ⅱレベル)、9級国家公務員試験(日本の国Ⅲレベル)及び2年有期の一般契約職採用試験に合格して採用されます。
韓国の公務員の定期的な異動時期は日本よりも少し早く、2月に異動します。また、小さな異動も4月や10月にあるようです。基本的な任期は2年ということです。
今年に入ってから帰化申請の書類集めで韓国領事館を訪れた際に気付いたので、実際、今年は年明け頃から、領事館では異動があったようですね。
窓口も少し異動がありましたが、もともと駐大阪韓国総領事館にいらっしゃった職員さんの中での担当変更でしたのでほっといたしております。ただ、フロア全体でいうと初めてお見かけするお顔もありますので、もしかしたらフロアに少し慣れられた後で窓口に座られることになるかもしれません。
ただ、必ず、ベテランの職員さんも配置されていますので、込み入った案件などでは(忙しくなければ)横の連絡を取りながら探して下さいますので安心です。
とくに本国での登録上のハングルが間違っていることも日常茶飯事にあり、窓口の方とハングル文字の間違いなどについてその場で指適したりされたりしながら再検索しなければならないような案件がよくあるので、帰化申請の書類収集の際には、韓国領事館の職員さんとの信頼関係や意志疎通が大事なのです。
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」