補助者が帰化申請書類を集めに行くと結構時間が掛かる事が多い

 毎年繁忙期には事務員に帰化申請書類を収集させる事が多いです。
 もちろん、行政書士事務所の補助者登録もちゃんと行った常勤の事務員に行かせます。

 昨日、大阪市の各区長宛の戸籍関係請求書を20枚ほどと記入済職務請求書持たせて窓口に走らせましたが、交付されるのに5時間ほどかかったようです。

 うちの事務員の名誉の為に申し上げておきますが、帰化手続きの事もよくわかっている仕事の能力も有している者です。決して、ボーッとした人ではありません。
 だいいち、請求書は私が書いていますので、一般のほとんどの人が書かれる「めっちゃくちゃな請求書」ではありません。

 届出書記載事項証明書20枚ともなると僕が行っても2時間ほど待たされてしかるべきですが、5時間というのは待たされ過ぎかなあと思います。

 多分、復委任状なるものが提出されて「これで交付しても良いものだろうか」という確認だけで2,30分が徒過し、検索が始まるのがそこからだったと思います。

 うちの事務員の話では、1件の追完届の名義について本庁(各区役所)に問い合わせていたがなしのつぶてで時間が掛かったというのですが、僕が行っていたらトラブルの原因が何なのかワアワア問いただして少しは発行が早まったかもしれません。

 まあ、十数年間、2,3日に一度はどこかの市区町村で届書の写しを飽きもせず請求してきたので、職員の苦労が大変である(といっても、日本人の戸籍書類の発行に比べて、というだけですが)事情はよく存じ上げているつもりですが、さすがに「5時間」と言うのは、人的なり制度的なり何らかの役所のシステムに欠陥がある、ということです。
 政治家が多いにメスを入れる余地があるポイントといえるでしょう。