大阪市SCの職務者応対時間削減で帰化申請に大打撃

 市内に3ヶ所ある大阪市サービスカウンターは区役所の営業時間外や土日も業務を行っており、帰化申請のように非常に大量の書類を請求しなければならない申請では、これまで本当に重宝してきました。

 申請支援センターでは、1日に何ヵ所もの市区町村を回らないといけない日は、必ずといって良いくらい大阪市への請求(あるいは受け取り)で、その日の請求業務を閉めて来ました。

 と言うのも、大阪市の周辺都市の窓口で終了時刻(たいていは17時30分)ギリギリまで粘っても、大阪市サービスカウンターの終了時刻19時に大抵余裕で間に合うからです。
 大阪府下の周辺都市のみならず、先日などは5時過ぎに京都市本庁舎証明書発行コーナーを後にしても結構余裕で天王寺サービスカウンターに滑り込めました。

 ただ僕は、天王寺サービスカウンターに対する僕の中の暗黙の取り決めで、終了時刻が迫っている際には、せいぜい住民票や電算戸籍といった軽い請求か受け取りのみ
、届出書記載事項証明書の請求は少なくとも閉庁1時間前までというルールを課していました。
 ただでさえ、大量の請求を週に何度も訪れてするのですから、あんまり「厄介なやつ」というイメージは持たれたくないからです。

 んが。

 帰化申請書類集めの際に、これだけ心遣い、気遣いを尽くして来たにも関わらず、今日、昼間に多量請求した書類の受け取りの時に、請求時にお願いし忘れた軽い戸籍請求をいたしましたところ「すいませんが後の壁を見てください」と言われました。

 見ると「職務者及び法人の請求は5時15分迄となりました」の張り紙。
 結局、区役所の営業時間内と同じ扱いとなってしまいました。

 聞くと、2月頃からこの扱いとなったそうです。
 逆に、僕は心遣いを欠かさず時間外の申請をしていなかったので、発見が遅れた訳です。

 まあ、趣旨はわからんこともないので素直に従う事にいたします。

 代理人は本人の人権を守らないとならないので、1日を争う申請の時には今後、口論をしないといけない事件も出てくることを考えると、今から頭が重いです。

 とくに今のような繁忙期では、スムーズな帰化申請手続きにとって、大々打撃であることは間違いありません(菜種梅雨)。