今年の帰化申請はマイナンバー特需?

 とても忙しい毎日が続いています。
 1月後半あたりから帰化申請の受任ラッシュが続いているからです。

 昨日の夜中も今日補助者に請求に行かせる為の戸籍関係申請書20枚ほどと市府民税納課税証明書請求書2件分、住民票と戸籍謄本の職務請求書を、帰化申請用の翻訳が一段落した夜中の2時位から1時間ほどで済ませようと思っていたら、意外に手間取って朝の5時過ぎ迄掛かってしまいました。
 復代理の委任状汎用用紙が売り切れている事に真夜中に気付き、どうせプリントアウトからするなら、おひとりおひとりの名前も打ち込んだものを打ち出そうとしたのが輪を掛けて時間を消費した要因です。

 7,8年前の韓国の戸籍制度廃止の直前にもちょっとした帰化申請特需がありました。でも、制度廃止が1月1日からでしたので、年末の忙しさなのか戸籍制度廃止による特需だったのかは厳密にいうと判断できません。

 現在の帰化申請受任過多もちょうど年間で一番仕事の多い新学期前ですのでこちらもマイナンバー特需と判断するのは少し乱暴です。

 しかし、確かにお越しになられる方の何割かは、確実にマイナンバー制度の始まる前に許可になりたいという願いを語られています。
 もちろん、法務大臣の決めることですので、間に合わせられるかどうかは、一切お約束できません、とお断りしているのですが、少しでも早く申請が許可になるそうな行政書士事務所を選びたいというので、申請支援センターにお越しになられたとは言って下さいます。

 昨夕、初回相談で帰化申請のご依頼をして帰られたご家庭も、現在申請支援センターの土曜相談会がいっぱいになってしまって長く待てないとのことで、有料相談を使用して早めに帰化を依頼されるためにわざわざ平日の火曜日に(それも会社を休んで)お越しになられたのでした。

 一方で、年明けから帰化申請書類が段違いに増加し手続きが煩雑になったものですから、帰化申請1件当たりのおよその労力は昨年末までの2,3倍くらいかかるので、普段の倍近く受任があると、実質的に4倍から6倍くらい仕事を抱えているようなしんどさです。

 さらに、「約束はできない」と言い切っているものの、マイナンバーに向けてサクサク仕事を進めて行こうと努力はしていますので倒れそうです(確実に苦笑)。

●マイナンバーについての記事はこちら

 > マイナンバー制度の概要 | 帰化申請のASC申請支援センター