昨日は国際交流センターの相談会がありましたが相談に来られた方は1件だけで、帰化申請の相談ではなく、留学から人文知識国際業務への在留資格変更に関するご相談でした。
申請支援センターの土曜相談会と違って、国際交流センターの相談会は相談時間が40分と決まっていて、結構タイムキープが厳格で時間になると職員さんが「時間ですよー。」と伝えに来られるのですが、昨日は珍しく声掛けが無かったので、まるまる2時間程度話をしました。
悪い癖で、神戸からはるばる来られていたもうひとりの相談員さんを誘って、かなり酩酊して戻ったら、入管から永住許可申請の内定ハガキが届いていました。
この方は、日本人配偶者での呼び寄せからずっとご依頼いただいているベトナムの方で、配偶者である奥様もご本人もいたって真面目な方で生活も安定し、さらに奥様のご両親の協力も得て暖かい家庭を築かれているので、何の心配もないご家庭なのですが、ご出産時に長期に里帰りされ、悪気はなかったのですが、その住民票の所在が非常に疑わしい状況になってしまい、外見からは悪気があって不自然な動きをしている偽装結婚家庭によくある姿と変わりないような見た目になってしまっていたので一気にハードルがあがっていたのです。
まあ、論理的に説明した理由書も提出していたので、ほとんど心配はしていませんでしたが、やはりそれでも通知書のハガキが届くとひと安心いたします。
今回は帰化申請をせずに、永住の道をとられたのですが、子供さんの将来とか様々な事を検討されると、いつかは帰化申請をなさることは間違いないと思います。
受任時にはご本人に、「2度もうちの事務所を儲けさせてくださるのは、もったいないなー。」と軽口をたたいていました(笑)。
昨日は、朝にも許可まで少し長引いた帰化申請の家族案件の官報告示があったので、午前中に許可のご連絡をしてから、国際交流センターの相談会に出勤しましたから、まあ、一日良い日でございました。
ベトナム人の帰化申請については、下記記事をご参考になさってください。
>ベトナム人の帰化申請 | 申請支援センターホームページ