帰化申請で提出する様々な官公庁の書類は、基本的に平日の官庁営業時間内に取得しないといけません。
とくに帰化した後の戸籍を作るための身分関係書類のうち届書の記載事項証明書関係は検索に時間が掛かることが非常に多いので、足を運べる省庁でもわざと郵送請求することも多いのですが、大阪市内の場合には、事務所と自宅の通勤経路内で取得できるので急いでいる時などは、タッタッタと請求しちゃうこともよくあります。
ところで、今日はと申しますか、予約投稿がアップされる頃には日付が変わっちゃったので「昨日」ということになりますが、この一日はなかなか頑張って沢山の書類を取得しました。
というのも、おとといの午後が貴重な平日の午後いっぱいの時間を国際交流センターの帰化ビザ相談会に費やしてしまいましたので、その穴埋めに必死だったのです。お客さんそれぞれが急いでいますので、ひとつずつさっさと完成させていかないと、どんどん次の下書きがあがってくるからなのです。
結構、取ったので、昨日の一日の成果を並べてみましょう。
大阪市府民税納税証明書 1名分
大阪市府民税課税証明書 2名分
大阪市法人市民税納税証明書 1社分
東成区出生届記載事項証明書 3名分
東成区追完届記載事項証明書 2名分
東成区婚姻届不見当証明 1件分(名義違い2通)
東成区離婚届不見当証明 1件文(名義違い2通)
東住吉区死亡届記載事項証明書 1名分
東住吉区離婚届記載事項証明書 1件分
東大阪市婚姻届記載事項証明書 1件分
東大阪市出生届記載事項証明書 2名分
阿倍野区所得税納税証明書その1 2名分
阿倍野区所得税納税証明書その2 2名分
西成区法人税納税証明書その1 1社分
西成区法人税納税証明書その2 1社分
西成区消費税納税証明書その1 1社分
西成区所得税納税証明書その1 2名分(検索)
西成区所得税納税証明書その2 2名分(検索)
大阪府事業税納税証明書 1社分
大阪府法人府民税納税証明書 1社分
以上です。たいしたもんじゃないですか。
書くのは簡単ですが、実際にできるもんならやってみろ!と申し上げたいですね。
取得ノウハウと、七つ道具がないと、なかなか難しいでしょう。
たぶん素人の方なら、上記東成区分を探すだけで一日掛かることでしょう。
(いえ、たぶん必要内容が判明せず、法務局に行って、再度区役所に行くでしょうから、実際には、東成区分だけで述べ3日掛かる内容かもしれません。)
まあ、帰化書類数を「足」で稼ぐのは、余裕をもって郵送請求するスケジューリングができていない証拠なので、自慢できるものではないのですけれども。
本当は郵送請求しないとコストカットはできません。
これは「郵送料と交通費の差額分のコストカット」というような微々たるものではありません。平日の昼間の人件費のカットですから1日何万円もの金額です。そして、それは丑三つ時に郵送請求書類を書いている私のサービス残業によって賄われているのです。いやはや恐ろしきブラック企業の極みですね。
いずれにしても、昨日はコストカットはできなかったわけですが、朝、娘を学校に送って9時に戻った後1時間ほど事務を行ってから、午前10時発で官公庁帰化申請書類取得ツアーに出ましたので、10:00から16:00過ぎ位の間にほとんど終わって、いったん新しい案件の下書き書類等が届いていないか確認ついでに事務所に戻り、1時間ほど簡単な翻訳をして、帰宅の際に5時半位に、S.C.で書類を受け取って終了しました。
これくらいのボリュームがある際には、8時自宅から直行9時に官庁到着のスケジュールで始めることが多いですが、事務所10時発というのが忙しないところでしたね。
一日の営業時間にこれだけ取ろうとすると、ツアーに出る直前に頭の中でまるでパズルのような今日の電車・地下鉄移動計画を立てないと、うまく行きません。
車で悠長に回ることができていた、開業したばかりの頃が懐かしいですね!