「何々国人の」帰化申請というホームページを見かけます。
いえ、「見掛けるも」何も、申請支援センターのサイト内にも各国の帰化申請に特化した記事のページを設けています。
などです。
申請支援センターが韓国人、朝鮮人の方や、中国、台湾人の方の帰化申請の方の帰化申請専用ページを設けた理由は、各国それぞれの帰化申請において注意すべきポイントや、受任する際の手続きの流れが違い、何よりも申請支援センターが行うサービスの内容が違うため、「普段から多く行っている代表的な国について」特設ページを掲載したものです。
ところで、行政書士向けの帰化申請研修を担当させていただいている当事務所でさえ、十数年間で経験させていただいた帰化申請の国籍数は20ヶ国に満たない数です。
例年、9割方以上は上記4ヶ国で占められます。
にもかかわらず、行政書士事務所を開業して数年なのに何十カ国ものページを量産しているサイトが世の中に2件ほどあります。
現実には、「全く」やったことのない国の「専門家」を名乗るのは、詐欺行為以外の何物でもありません。
今度、真剣に、そのサイトの運営者に、ボリビア人の帰化申請と、バングラデシュ人の帰化申請と、ナイジェリア人の帰化申請における留意点の違いに関する講義を正式に行政書士会を通じて申し込んでもらいたいと考えています。
是非、そのノウハウをお聞きしたいと、頭を下げて乞いたいと思います。
そこで、本物かどうかの真実がはっきりするのではないでしょうか。
私からは、お礼にホンジュラス人の帰化申請における留意点でもお話ししましょう(笑)。
ホンジュラス人の帰化申請は1回しかしたことがありませんので、とても「ホンジュラス人の帰化申請の専門家」を自称する勇気はありませんが。