帰化申請実務研修(応用研修)を開催しました

帰化申請実務研修を、昨日平成24年1月19日(19.jan.2012)午後5時より2時間にわたり開催いたしました。

帰化申請実務研修/新大阪府行政書士会館大会議室

 内容は申請支援センターインフォメーションに書いた通りで、新しい大阪府行政書士会館の大会議室がほぼ埋まる大盛況ではありましたが、帰化ブログでは少し反省も書いておきたいと存じます。
 と申しますのも、研修が済んだ後のみなさんの表情を拝見した限りでは、大盛況であってもいつものように大好評とはいかなかったような気がいたしましたからです。

 今回は応用研修でありましたので帰化条件等のご説明は割愛いたしましたところ、開業間もない方も多数参加されておられましたので、帰化条件等を理解されていないと少しわかりにくかったのかもしれませんし、一方で、帰化必要書類の紹介については帰化申請をしたことのない方にもわかるように省略せずひとつひとつ紹介しましたので、ある程度精通されている方にとってはくどく感じられた方もいらっしゃったかもしれません。ただ、タイムリーな話題や、みなさんがあまりご存じないような情報も多数盛り込んでおきましたので、「何もお土産がない」といったことはなかったのではないかと自己満足しております。
 また、みなさんに解いていただいた実務例題も1は比較的易しい事例ではありましたが、例題2はかなり論点の多い内容でしたのでなかなか手こずられた事と存じます。しかし、例題2もわざと論点を詰め込んだわけではなく実例に基づいた内容ですので、このような非常に込み入った内容の申請も実際にあるということを理解していただけたらと願っています。ただ、この例題でさえ、身分関係は簡潔な案件であり、身分関係の複雑な案件はさらに難解となってまいります。
 受講後「非常に有用な情報をありがとうございました。」と並んでわざわざご挨拶に来ていただく方や、私が沈んでおりますと「良い研修でしたよ」とお励ましいただく方もいらっしゃいましたが、いずれにしても、受講層も考えて研修内容を組んだり、研修案内の中で詳細に内容を告知しておくなど、今後の取り組み上、自身には課題が残る研修でありました。

 

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」