平成26年も官公庁の仕事納めの日を迎えました。
帰化申請を扱う法務局も法務省も本日が最終日となります。
日本全国の法務局・地方法務局・十六条事務管掌支局において、帰化申請の受付業務が行われるのは今日で終わりですし、法務大臣が帰化許可の官報告示を行う日の最後も本日です。ただ、「日本国に帰化を許可する件」の官報告示は今日はありませんでしたので、平成26年12月25日が帰化許可の最終日となりました。
弊事務所では、毎年最終日に大阪法務局に帰化申請の受付を行う事が多いです。ほとんど毎年そうでした。
昨年の最終週などは連日各地の法務局に帰化申請の受付に行ったので、もう頭の中が大変でした。
最終日に帰化の受付に行くのは、その年度の法務局の受付総数を見ておきたいことが遠因のひとつではあります。受付番号は年初からの連番ですから、最終日の番号がその法務局の年間の帰化受付総数だからです。
今年は、昨年の最終週パニックと同じラッシュを12月前半に済ましましたので、最終日に法務局に行くことができませんでした。
帰化申請者それぞれの事情があって、平成27年に9件の帰化申請を積み残してしまいましたので、来年明けがパニックとなりそうで憂鬱です(笑)。年内に帰化申請が受付となるか、年明けに受付となるかで、提出する帰化申請書類が変わってきますので、依頼者それぞれに年越し決定の申請者の方には来年明けのためのレクチャーも既に済ませました。
本当は、そのうち1件だけ何とか最終日に持って来れそうな案件があって万全の準備をしていたのですが、勤務先書類が揃わず「惜しかったなー」ってカンジです。
12月中旬に行った大阪法務局の帰化受付番号からすると、今年の大阪法務局も年間を通してぎりぎり1000件の大台を越えなかった結果になっていると存じます。年間に1300~1500近い帰化申請数があった時代に比べると、もう帰化申請はとっくに儲かる仕事じゃなくなっていますが、それでも尖閣問題直後の落ち込みからは200件程度持ち直してきたのではないでしょうか。
まあ、いずれにしても、今年もバタバタした一年でしたが、官公庁との打ち合わせは今日で終わりですので、少しほっと安堵したような気分です。
しかし、明日12月27日(土)は申請支援センターの帰化相談会があり、昨日時点での予約は4時だけだったのでまったりしていましたが、今日追加で2件の予約が入りましたので、急に忙しくなってしまいました。
このため翌28日(日)に予約漏れとなって来年まで待てない方のために急遽予備日も設けました。
年内に帰化相談をしておきたい方は、どうぞお申し込みください。