帰化申請で韓国書類を取りに行かれる際には、日本の休日だけでなく、韓国のカレンダーも気にしておかなければなりません。
ちょうど昨日の土曜日の相談会で韓国籍の方のご家族の帰化申請を2件受任しましたのでさっそくに今週中に駐大阪韓国総領事館に行く予定ですが、昨年よりハングルの日が休日となり、10月は日本の休日と合わせると比較的休館日の多い月なので要注意です。
また、駐大阪韓国総領事館では1日30件以内ルールというのがあり、それを越える場合には何回か足を運ばなければなりないのですが、今回はどちらも家族での帰化申請ですので2件で50件を越える韓国書類を取得しなければならず、少し請求の仕方や段取りに「頭を」使わなければなりません。
レターパックライトと料金を預けて一気に返信してもらう方法もあるのですが、帰化申請や相続では「除籍謄本や家族関係証明書の内容を確認してから、次の謄本を遡っていく作業」がどうしてもあるので、レターパックでやりとりしても、もう一度不足書類を取りに出向かなければならないようになることが多いのです。
これが帰化や相続の際の書類取得のわずらわしさですね。私たち専門家の場合には除籍の内容を確認した時点で次の書類の必要性が判断できますが、一般の方の場合には、いったん書類を法務局に持って行ってから判断してもらわないといけないので、法務局も領事館も何度も往復しないといけないので、さらに大変かも知れません。仕事を持たれている方では、時間の作りようがないことでしょう。
いずれにしても、今週、私も複数回領事館に行かねばならないのですが、木曜日は休館なので気を付けないといけません。
それ以外の韓国大使館・韓国総領事館の休館日予定は下記リンクに書いておきました。