ご病気や障害をお持ちの方の帰化申請

 申請支援センターでは、非常に深刻なご病状の方や、身体的または精神的な障害をお持ちの方の帰化申請をお受けする事はしばしばあります。

 詳細な状況は決してブログではお書きできませんが、本日受任させていただいた2件はともに上記に関係する案件でした。

 おふた家族とも、それぞれにご病気や障害でお悩みになられ、帰化申請に影響を与えないか大変ご心配されていました。

 ご病気により、あるいは、障害が理由で、帰化申請ができるかできないかは、今日のようにお会いして面談で病状等の程度や暮らしの詳細をお聞きしてみないことには何とも判断できません。

 ご病気でいらっしゃる事や障害をお持ちである事、その事自体のみで帰化申請が不許可になったり受け付けられなかったりする事はありません。国籍法のどこにも不許可事由として規定されていません。

 しかし、その程度によっては、国籍法に規定された帰化条件とは全く別の理由で受付を拒否される事もあります。
 また、病気や障害が原因となって帰化条件を満たさない状況になっている場合も世の中にはたくさんあります。

 幸いにも今日お越しになられた方はそれぞれ受任できる範囲にあり、また、穏やかで真面目なご家庭でいらっしゃるものですから、何とか申請支援センターのノウハウを注ぎ込んで全力投球でフォローして差し上げようと思っております。

 このような案件では、専門家に相談せずに直接法務局に行かれた場合に、頓挫して前に進まなくなった場合に、後からではフォローできないケースも存在しましたので、必ず「経験の豊富な」行政書士事務所に一番先に相談なさって下さい。

 きっと、道が開けることを信じて!