申請支援センターでは、常に多数の帰化申請を扱っており、それぞれひとつひとつの帰化申請について帰化許可を心待ちにしています。
しかし、ほとんどの帰化申請は申請支援センターが受けた以上、申請受付以降に帰化申請者自身の身によほどの変化が無い限りは許可になることがほぼ間違いないので、心配をする事はあまりないのですが、たまには許可になるまでずっと心配な案件もあります。
今日は、その心配していた帰化案件が、みごと、官報に告示され許可になりました!
法務局から、面接後に「取り下げ」を指示され、法的に帰化許可に値する方である事を証する資料を再提出して嘆願し、なんとか帰化の許可に漕ぎ着けたのです。
面接後に法務局との紆余曲折のやりとりがあったので、1年数ヶ月と長く掛かりましたが、台湾国籍の方であったので、台湾国籍喪失手続きも含めてと考えるとそれほど長期化したというものでもありません。
なによりも「確実に」帰化できたことが一番です。
既にご本人に帰化許可のご連絡をいたしましたところ、自画自賛で恥ずかしいですが、申請支援センターのお陰と、電話の向こうで声を詰まらせて喜んで下さいました。
現実には、本人の真面目さと、優しいご主人の支えがあったから通っただけです、とご本人にはお伝えいたしました。
でも、本当によかった!
電話の最後には「さっそく、お姉さんの帰化申請もご紹介します!」と笑っていらっしゃったので、もっと良かったです(笑)。