在日韓国人の方の日本国への帰化申請が順調に許可になり、日本人になられた後は自動的に韓国の国籍喪失の登録手続きが行われると信じている方がいらっしゃいます。
しかし、これは間違い。
必ずしも、喪失手続きが行われ家族関係登録簿から抹消されるわけではありません。
帰化後の手続きの中に、韓国国籍喪失申告もスケジュールとして、入れておかなければいけません。もし「ぜーんぜん放っておいて良い」なんて言う行政書士がいれば2流以下ですね。
現実に、つい先週も3年程度前に帰化許可になられた方が家族関係登録簿上で国籍喪失表示がなされず登録簿が閉鎖されていない方がいました。
韓国の法律を良く読めば国籍喪失の表示がなされる幾つかのパターンがすぐにわかるわけですから、そのどれかに合致しない場合は自分で申告しなければ喪失しない事は自明の理といえます。
ただし、「申告」できる期間は短いですから、許可になったら大急ぎで行動を起こしてください。
申告までに済ませておかなければいけない手続きもたくさんありますから、ゆっくりしていられませんよ！