変装して帰化申請書類取りに行っても大阪市のベテラン職員にはバレる(笑)

 韓国の官公庁の異動の季節は2月で駐大阪大韓民国総領事館の窓口の顔ぶれも半分の方が変わってしまいましたが、4月の今日は日本の官庁の話です。日本と言うより、大阪市の話です。

 明日明後日が神戸地方法務局管轄下の支局への帰化申請受付本番や駐大阪中華人民共和国総領事館のへの退出中華人民共和国国籍申請、入国管理局への経営管理在留資格変更申請に付随する資料提出も含め、外すことの出来ない官公庁回りが詰まっているので、今日は終日フィリピンの申請者の養子縁組手続きに使う翻訳DAYとすると心に決めていたのですが、身分関係の煩雑な案件の開示請求をどうしても今週中にしたくて、たった1通の住民票を取るだけですが逆算したら今日しかサービスカウンターに行く時間が取れなくて、折角阿倍野に寄るのにもったいないから市税事務所も回って来ました。うーん、村上龍が少し足りない薬物中毒者の文章を書く時風、長文。

 で、サービスカウンターでも、阿倍野市税事務所でも、4月の異動で窓口の顔触れが一新されていて、ああ、また当分新人さんが業務に慣れられるまでイライラした日が続くんだろうなぁという落胆の表情をできるだけ見せないように気を付けていたんですが、僕が短気なのをご存知のベテラン職員さんがわざわざ寄ってきて下さって、異動後時間が経っていないので今日は時間が掛かったらごめんなさいねえと、先手攻撃を打たれました。

 実は今日は、サービスカウンタと市税事務所に寄るだけだったので、散髪して帰ろうと思って、普段コッテコテにオールバックで固めている頭を簡単に流して、おまけにジーパンにシャツという遊び人の格好で行ったので、前述のベテラン職員さんにも開口一番「はぁっ、どちらさんかと思いました」と笑われました。

 市税事務所を出る際にも、また別の職員さんが「ずっと今まで気付きませんでしたーぁ」と、それだけを言いにわざわざ寄って来てくれました。

 予想外に驚かれると何だか変装してたのがバレたような気分で面白かった半面、普段小うるさいので要注意人物のレッテルを貼られているんじゃないかと、もう少し紳士的に生きんとあかんかなあと反省もした次第です。