駐大阪韓国総領事館の券売機

 帰化申請の添付書類を集めに駐大阪韓国総領事館に行き、家族関係登録簿記録事項証明書を発給してもらう際には、領事館チケットで支払います。

 帰化申請を始められたばかりの行政書士ならできるだけ最小の1800円で押さえたいと目論むことでしょうが、やはりきちんとした事務所なら身分関係は「完璧に」押さえておかないといけないことはわかっていますから、それを法務局に提出するかどうかや、依頼者に請求するかどうかは別として、少なくとも3000円程度の予算を掛けるのが普通です。

 この領事館チケットは館内にある券売機で購入するのですが、機械の釣銭が慢性的に不足するのでできるだけ千円札を用意していくことがプロのマナーとなっています。

 しかし、一昨日、たまたま持ち合わせが無かったので、申し訳ないと思いながらも、一万円札を入れたのでバチがあたったのかも知れません。

 紙幣詰まりで館内に券売機の警告音が鳴り響き、係の方が決まっているようで、それ以外の職員さんは取り合ってくれず、復旧に来てもらうまで5分から10分くらい掛かりました。

 その間、警告音が鳴りっぱなしで、いかに厚かましい私でもかなりバツが悪く、20~30分くらい、衆人環視の状況に置かれてしまい、逃げ出したいような思いがいたしました。

 家族関係登録簿記録事項証明書発給用印紙購入の為に私が挿入した紙幣はもともと新札だったのですが、中でしわくちゃになっていました。
 後で聞くと、折り目が少しでもあるとよく詰まるそうです。

 慣れた私でも、衆人環視の中、あの警報と、あの復旧時間は、かなりこたえましたから、初めて領事館に行かれたような方であれば、心臓が止まりそうなことだと思います。

 韓国総領事館の券売機に紙幣を入れる際は慎重に、という教訓でした。

 

参考:韓国語翻訳
韓国人の帰化申請

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」