帰化申請の書類は約60種類と多いので、委任状も自ずと多くの枚数が必要となります。
とくに届出に懈怠や遅延がある上に引越しが多くてどこに提出したかわからないといったご家庭ではさらに多くなります。
帰化申請に慣れた事務所では、候補地をひとつひとつあたっていくといった悠長な仕事はしていませんから、時には一斉に何枚もの委任状が必要となる場合もあります。
しかし一方で、「帰化申請に係る一切の書類」といった包括委任状は許されません。
ですから、個別具体的な帰化申請の必要書類についての委任状が必要となります。
さらに交付書類ごとに受任者の表示も微妙に違いますからもっと大変です。
しかしながら、依頼者も行政書士も多忙なものですから時間短縮の為に、委任状ひとつとっても「様々な工夫やノウハウ」を事務所毎に開発していなければなりません。
まさに委任状を見れば行政書士の腕前がわかるのです。
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」