閉鎖原票の写しの開示が早くなったので帰化申請がさくさく

 閉鎖外国人登録原票の写しを請求する場面は、帰化申請では良く出てきます。

 少し帰化申請をかじったことのある行政書士であれば「去年の初旬から、閉鎖原票は全て法務局が申請者の代わりに取ることになったはず?」とか思うんでしょうが、本当にそう思っている人はちょっと修行が足りないかも知れません。

 それはさておき、確かに帰化申請において全ての書類は「制度上」法務局が請求してくれるようになったお陰で、個人の方がとても検索できない内容の請求書を書いたり、充分な添付書類を付けずに請求したりする事は少なくなった事と存じます。

 法務省に送られてくる帰化申請に由来した検索請求の総数は変わらないのですが、法務局職員からの職権請求は当然ツボを押さえたものですから、補正や添付書類の再送指示といった無駄に長い時間をかなり節約できる結果となったのは自明です。何しろ年間1万件は越える数ですから。

 お陰で、早くて2,3週間、問題があれば半年位かかっていた帰化申請のための開示請求や死亡者書類交付請求が、1,2週間で帰って来るようになりました。死亡者込みでもほんの数日のびるかなと言うぐらいです。

 行政書士業務において、速度は大きな宝です。
 とくに「激安!」の行政書士事務所でもない申請支援センターがコンスタンスに帰化申請のお仕事をいただけるのは、この「速度」と経験実績による信頼のお陰と感謝しています。
 まあ、見てる人は見ているようですね。激安の裏側を。

 いずれにしても、このように閉鎖外国人登録原票の写しの交付が目に見えて早まっていることは、帰化申請の戦術上の選択肢が増えるので、本当にありがたいです。