熊本地震において官報の配信制限はないので帰化許可告示に問題はありません

 平成28年4月14日21時26分より起こった熊本地震につき震災に会われた皆さまにおかれましては心からお見舞い申し上げますとともに、ご関係者皆さまの無事を心から祈念しております。

 今回の熊本地震から、もうかれこれ5年先立つ東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)におきましては、帰化申請の許可告示がなされる官報において配信制限がなされました。
 震災の最中とはいえ帰化の許可を心待ちにされている帰化申請者の方は大勢いらっしゃいますので、熊本地震に関して官報等に何らかの影響がありはしないかと心配はいたしましたが、今回は現在のところは特に配信制限などはなされていないようです。

 今回配信制限が無いのは無論の事で、東日本大震災の際には東京電力株式会社による計画停電の影響を受けて、官報の配信制限がなされたものですから、今回九州地方での震災において虎ノ門の国立印刷局が直接に影響を受ける事はサーバが九州に置かれているなどの特殊事情でもない限りありえないことです。

 結果として、今回の震災の影響も無く、官報は発行され、4月14日15日と連続して帰化許可の告示もなされております。

 なお、東北地方太平洋沖地震では、入国管理局サイトにおいても震災特別ページが設けられましたが、こちらも現時点では特に動きはないようです。

 いずれにしましても、今後も震災関連の動きがあれば、この帰化申請ブログや申請支援センターのサイトにて、情報発信をしてまいりたいと存じます。

 また、熊本の方に限らず、当面は気を緩めず、どちら様も地震その他にご留意されご自愛いただきますよう心から願っております。