帰化申請研修の講師を、本日(平成24年9月12日(水))岡山県行政書士会館にて務めてまいりました。
本日の研修は岡山県行政書士会の正式な本会研修で、岡山会の国際法務チームの役員さん方が企画・運営され、私を招聘して下さいました。
岡山会においての帰化の実務研修は４年以上ぶりの事だったそうです。
岡山は特別永住者をはじめとする「帰化申請を望まれる外国人の方」がそれほど多く居住している地域ではありませんので、帰化申請を業務の中心に据えて行政書士業務を行うのは不可能ですから（全国的にも帰化を望まれる外国人の方の数というのは非常に少ない為、もともと帰化申請は、岡山でなくても本来、業務の中心に据えて事務所運営がうまくいくはずのない業務ですが・・・）、聴講された先生方にアンケートを取ったところ、まったく帰化申請のご経験のない方がほとんどでいらっしゃいました。
そのため、研修では経験の無い方にも簡単な案件であれば帰化申請ができるようになっていただくため、基礎からじっくりとお話しをいたしました。
終わった後に「帰化申請のことはさっぱりわからなかったけれど、私でもやっていけるんじゃないかと思えました。」と嬉しい感想をいただいたのでよかったです。
また、とくに今年はナナテンゼロキュウからの在留制度改正の影響で帰化申請の手続きも大幅に変更され、さらに審査基準まで厳格化されましたので、添付書類など変更点や許可不許可に影響を与える新しい注意点などにも時間を割いて言及しておきました。
研修会の後は、役員の先生方に岡山駅周辺で懇親会を開いて接待までしていただき感謝をいたしております。
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