東京都の在日韓国人の帰化申請

 今年はASC申請支援センターでは東京都の帰化申請が多い年です。
 遠い東京からわざわざ、大阪にある行政書士事務所にご依頼をいただくのは何故だろう?と自分でも思うくらい東京からのご依頼が入ります。

 だいいち東京に住む方については大阪の韓国人で特別永住者の方よりも、新幹線往復の交通費分が高くなります。
 わざわざ高い交通費をご本人が負担してまで、大阪の行政書士事務所に依頼する価値があるのかなあ、と申し訳なく思います。
 外国人全体では東京の方が圧倒的に多く、帰化申請数も東京の方が1.5倍くらいありますから、大阪と同じように「帰化専門」で仕事をしても十分食べていける地方ですから。

 ただ、申請者の方のお話を聞くと「一生に一度の大事な申請なので、とにかくは一回で決めたい。」と声を揃えられるのです。

 確かに、韓国人で特別永住者の方がお住いの地域としては、大阪が傑出していますので、韓国人で特別永住者の方の帰化申請と言えば大阪の行政書士!というイメージが先行しているように感じます。

 ただ、大阪には数の上でとても敵わないものの、東京都も沢山の韓国人が住む都市なのです。

 台東区や港区、そして昨今では東京都内では新宿区が最も在日コリアンの方が多い地域となっています。ただし都内在住在日韓国人に含まれる特別永住者比率は大阪に比べ少ないようです。
 ただし、帰化申請を進めていく上では特に台東区で住まわれていた韓国籍の方で両親が戦後すぐに結婚(結婚式ではなく婚姻届の提出)をされている家庭の場合に重要書類がことごとく交付されない事がよくあり、東京法務局への帰化申請に精通していない行政書士だとなかなかとんでもない事態になりかねないのが、東京都内の帰化申請です。

 本当は、お金の無い人ほど早く「確実に」帰化する道をとるべきなのに、結局、勝ち組の裕福な方ほどお金をかけてでも堅実な道をとられます。
 新幹線代やら何やらで、負け組の人が躊躇している間に、暮らしに余裕のある勝ち組の方が東京からご依頼になられることが多いです。
 結局、お金の使い方をわきまえた勝ち組の方が「さらに」勝ち、自分でやろうとか考えざるをえない収入の方が「いつまでたっても帰化申請できなかったり」「できても不許可になったり」するのは、少し憤りを感じられるかもしれません。
 お金の無い人こそ、大事なチャンスを逃しちゃいけないのに、悲しいです。

 まあ、新幹線代を払っててでも、明日からの人生のために大事な帰化申請を安心して成功させたいという方は、下記にご相談ください。

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