日本人としての心の安らぎが、帰化最高の宝物

 帰化して何が変わる?、という記事では、なにかわからん回答となりましたが、申請支援センターから帰化が許可になった方から、帰化後相当の時間が経ってからお聞きした感想の、ぶっちぎり!(まあ、なんとヤンキーな表現でしょうか(^^))NO1が、標記の「日本人としての心の安らぎ」なんだそうです。

 感想も何も、実のところ、帰化が許可になり、帰化後の手続きのサポートをした後は、ほとんどの方が音信不通になります。
 許可になった際には、「ありがとうございました!センセのおかげです」とか、物凄く喜んで貰えるのですが、それきりの方が9割。

 でも、「ああ、そんなもんなんや。」と思っていたら、その9割の方から、何年もして突然!、親戚や友人の帰化申請や相続で、お電話が入るのです。

 で、「その後、どないですか?」とあたりさわりのない挨拶をすると、「まあ、センセのおしゃってた通り、何にも変わりまへんなあ。選挙も最近はサボってます。」とすげない返事。

 「ただ、『普通の』日本人になれたのは、センセに会えたからやと思てます。」

 「日本人に普通も、普通じゃないも、ありまへんで(苦笑)。」と私。

 「よろしいねん、よろしいねん。僕は、普通の日本人になりたかっただけやから。」と、「わしは、普通の日本人に・・・」とおしゃられるのが似合われる(失礼)お声で「僕は、」と切りだされます。

 まあ、その後の感謝の言葉の詳細はバツが悪いので省略しますが、要約すると、いくら帰化が許可になっても、こんなに何も変わらないなら、目に見えるメリットは何もなかったのかも知れないが、不肖、申請支援センターに来て私と話をしたので、幾分かは悩みが抜けて気楽な人生になった、とのことらしいです。

 「そこいらの行政書士さんやったら、意味がなかった!」とまで暴言に近いおだてようなので「私もそこいらのもんですわ」と電話のこちらで顔を真っ赤にしながら、流した振りをしておきました。

 まあ、おだてられるのは苦手なので、話し半分に聞いておきましょう。。

 そんなわけで、まだ帰化していない兄弟姉妹全員の帰化を頼まれ、気分が良いので少し飲りながら夜半に慣れないブログとやらを書いてます。

 心が安らぐ以上の、シヤワセはないですね。

 最高の誉め言葉でした。