帰化申請に使う韓国の委任状が変わりました

 この土、日と帰化申請の新規依頼が続いたので、週明けの今日、早速に帰化申請書類の収集に来ております。先々週に引き続き2,3日大阪韓国領事館に詰めないといけないかもしれません。

 土曜に貰ったばかりの委任状で請求手続きを済ませて待ち合いに引き下がろうとしたら、隣の窓口の別の職員さんから「吉田さーん!」と声をかけていただいて、委任状が変わった旨を教えて下さり、新書式の韓国家族関係登録簿記録事項証明書交付請求書用の委任状を渡してくれました。

 しかし、「ご丁寧にどうも。」と喜んでいられません。

 と言うのも、僕が請求しなければならない韓国戸籍は今請求したばかりの除籍謄本群だけでなく、他の数件の案件について既に委任状を貰っちゃっているのです。

 たまたま駐大阪韓国総領事館の30通ルールがあるので全部は今日請求できないだけで、旧版となってしまった委任状を持って明日以降も続けて領事館を訪問しなければなりません。

 一方で、今日声をかけていただいた職員さんは結構クールな方で、更に抜群に記憶力がいい。
 次に旧版委任状を持って訪れたら「先日、新しい委任状をお渡ししたはずですよね!」と、必ずお小言が待っている事が予想されます。

 そこで、既に書いて貰っている委任状についてはここ1週間くらいは許して欲しい旨を、その場で交渉してみました。

 すると、「今回の書式改正は韓国委任状のルールを守らない代理人があまりに多いので、はっきりと細かいルールを追記し明示した事が一番の変更点です。吉田さんはこれまでもずっとわかって守ってくれていますから取り合えず当分は古いもので受け付けますよ。」と言ってもらえました。
 ちょっと安心しました。

 しかし、委任状のルールは徹底していく方針で、実は丁度、私の窓口の隣である当の職員さんの面前には、大阪府行政書士会のある支部の前支部長でもいらっしゃった人格もできた優しい行政書士の先生が家族関係登録簿整理申請をなさっていたのですが「委任状ルールが守れてなかったので、また貰い直して来ないといけまへん。」と方を落として帰られました。

 いずれにしても、申請書書式も委任状のような付随する書式も、改正されることが日常茶飯事であることが、帰化申請を長く続けていく上での難しさですね。