兄弟姉妹のご紹介の帰化申請

 当方で帰化申請し許可となった依頼者の方が、ごきょうだいや親戚などの帰化申請を紹介してくださるのは非常にありがたいことです。

 もちろん事務所経営上もありがたいのですが、何よりも親族の方に自信を持って紹介していただけるということは、申請支援センターの帰化申請サービスに満足していただいたと言うことですので、心情的にも本当に嬉しいものです。

 本当なら、紹介して下さった側の、先に帰化許可になった依頼者の方に、薄謝や贈り物でもしたいところなのですが、行政書士倫理上、バックマージンは完全に禁じられていますのでできません。

 帰化申請の手続き上の手間というのは親族の帰化申請を受任しとことがあるというだけではほとんど変わらず、「同時申請」新しい申請の為にいちから全ての書類を準備していかなければならないのですが、まあインタヴューの時間など親族の身分関係を把握する迄の時間が短くて済むと言うことを具体性のある合理的理由ととらえて、新しい申請者側でほんの少し料金を抑えてあげるくらいです。

 確かに兄弟が帰化できていれば身分関係と思想条件の半分位はクリアできていると言うことなので、帰化申請の専門家の立場としてのプレッシャーがかなり軽減されます。
 でも、帰化申請というのは、他の条件の「たとえ、ひとつでも」満たさないと即不許可ですからもちろん気は抜けません。

 今日ちょうどお姉さんの紹介の帰化申請者の方がお越しになられますが、命を賭してしっかり帰化手続きを進めて行きたいと存じます。