今晩はゆっくり帰化実務研修のリハーサルをします

 大阪府行政書士会の本会研修で帰化申請実務研修の講師を担当させていただいて今回で8回目になります(9回目だったかも)。
 本会大会議室で80人定員ですが募集から間も無く満員になり、募集は締め切られたそうです。

 第1回の帰化申請実務研修の時は前日の朝から晩まで丸一日掛けて何度もリハーサルをいたしました。
 というのも、帰化申請業務は書類も多く条件判断も複雑で話すべき論点があまりに沢山ある一方で持ち時間が3時間しかなく、思い付きでお話をしていたらとても時間内に終わらないため、何度もリハーサルを繰り返し、4時間掛かっていたものが3時間半、3時間半から贅肉を削ぎ落として3時間、と時間短縮していくのに練習が必要だったからです。

 何年か帰化申請実務研修を繰り返し、毎年刷新はするもののネタの概要は同じなので慣れてきた頃に、2時間枠となって以来、世話人の方々とも相談し、大阪会のこの全体研修は開業したての方や新規事業を模索中の方向けの初心者向け研修と割りきって、帰化申請書類の書き方を初めとした細かい事柄は、大阪会国際業務研究会に加入していただいて、リクエストがあれば深くご案内しましょうという取扱いになり、韓国籍で特別永住者の帰化申請に限った内容でサラっと行っています。

 まあ、それでも真面目で臆病な性格の私は、毎回何とか時間を作って本番前に1回はリハーサルを行うようにしているのですけれども、例年帰化申請実務研修は年明けから春までの間に開催されるため、なかなか辛いです。
 1年間で帰化申請が一番忙しい時期もちょうどこの季節だからです。

 前日の夜中の1時からリハをやりだす、と言うのがほぼ定例化しています。
 昨年は、確か前日も動けず、当日午前も翻訳を片付けておきたかったので、早起きして1回だけ回した記憶があります。その結果、本番はすごい時間押しになって、最後は物凄い早口で飛ばさねばならなくなりました。

 今年は昨年の失敗を繰り返すことのないよう、余裕を持って晩に時間が作れるようにスケジュールを組んでいるのですが、帰化の書類点検で来た大阪法務局本局が満員で2時頃からもうかれこれ40分待ちです。

 まあ、このくらいはどうってことないですが、夕方に突発的な事件が起きない事をただただ祈るのみです。