フィリピンの出生証明書、結婚証明書、死亡証明書等のPSA書類(旧NSO書類)の翻訳を低価格で受け付けています。もちろんDFA認証(レッドリボン)も翻訳します。
結婚証明書や出生証明書などフィリピンのPSA書類と言うと、日本でいうところの出生届記載事項証明書、つまり、届書の写しと同じなので、膨大な量の文字数が記入されており、さらに書式フォーマットも複雑なため、一般の翻訳会社に依頼すると1ページが1万円とか、ケースによっては1ページが数万円ということもあります。
ただ、それらの料金も決してぼったくりレベルの料金ではなく、翻訳の精度とビジュアル面の再現性を達成するための翻訳者の苦労を考えるなら妥当な料金であると言えます。
申請支援センターでも、10数年前にもフィリピン出生証明書の翻訳事業の参入を検討した事が有りましたが、英語担当翻訳者が「1ページ2万円でも受けたくない」と拒否しましたので、見送った経緯があります。
しかし、帰化申請に必要なフィリピンPSA証明書(旧、NSO証明書)は沢山の量もあり、翻訳会社に依頼すると当方の帰化申請料金より高くなってしまうことがあり、これまでは申請支援センターに帰化申請をご依頼いただいた帰化申請者の方に限り、守秘義務を約束いただいた上で少し安く翻訳してあげて来ました。
平成27年夏頃から、翻訳書類フォーマット再現システムを採用し、翻訳原本の再現が過去と比べて比較的楽でさらに美しくなり、採算が取れる可能性も出てきたので、英語担当翻訳者を説得し、帰化申請者のみでなく、一般のフィリピン証明書翻訳依頼者にも低料金の翻訳の門戸を平成28年年明けから「試験的に」解放する事になりました。
平成28年中は料金改訂する事は無いと思いますが、試験期間を通じて不採算となれば、フィリピン出生証明書翻訳事業から撤退するか、妥当な価格に修正します。
なお、この記事は平成28年に書いており、時が経過してから記事を読まれた場合で、既に料金が上がっていればお許しください。