平成27年9月11日(金)に大阪府行政書士会館で、帰化研修を担当させていただきます。
大阪府行政書士会国際部主催の帰化申請に関する実務研修です。
「実務研修」なので現実の業務に役立つ内容のプログラムを考えています。
100人前後の方が講義を受けに来られる2月頃の大阪府行政書士会の帰化申請全体研修と違って、20~30人程度の帰化実務研修なので、少し当方の帰化申請ノウハウにも触れようかなあと企画しています。
韓国人以外の外国人の方の本国書類についてのご紹介と、帰化申請で作成する書類の書き方についての2本立てです。
というのも、前述の大阪府行政書士会での帰化申請全体研修はここ7年ほど毎年僕が担当させていただいているのですが、帰化申請全般について言及する光州であるにも関わらず、持ち時間が2時間しかないので、韓国人の帰化申請に限った研修内容であり、申請書類の書き方を手とり足とりすることまではできないからです。
全体研修はもともと3時間の研修で、それでも時間が足りず、「伸ばしてください」とお願いしていたのに、昨今さらに2時間に削られてしまったのです。
結果として、3時間時代には様々な国籍の方の帰化申請に対応できる講演内容としていたものが2時間時代になり韓国籍の方に特化した講演内容となり、また、作成する帰化申請書類については書類の見本を配布するに留め、書き方のご指導はしていませんでした。
そして、毎回、「内容等についてもう少し詳しく知りたい人は、国際部に入って研鑽してください」とか申し上げていたのですが、僕自身が国際部で役員をしていたわけでも無く、また、国際部の役員からステップアップ研修を頼まれることもなかったので、現実にはその”もう少し詳しい研修”というものは存在しませんでした。
この全体研修でステップアップは機会があれば後で、と言いながら、「後」がないことが、すごく後ろ髪をひかれる思いというか、詐欺師になったような気分で気持ち悪かったのです。
ですから、今回、その部分をきちんとフォローできるので、申請書、親族概要、履歴書、生計概要、事業概要といった、作成すべき申請書類の書き方について、これでもかというほど、細かい研修をして差し上げようと企てています。
本来、ノウハウは漏らしたくないので、今度の研修は、二度と無い内容となることでしょう。