先月79歳の方の帰化申請を受任したところですが、また、81歳の大先輩の方の帰化申請のご相談がありました。
申請支援センターには90歳を超える年齢の方の帰化申請のご依頼もありますのでわざわざブログでとりあげるほどのことではないのですが、今回は大阪府行政書士会からの業務依頼でのご相談です。
もともとご本人の居住されている支部に依頼されたそうなのですが、ご高齢でいらっしゃる事に起因する様々なハードルが存在し受任不能と判断なさられ、当該支部からのご指名で本会を経由して中央支部のASC申請支援センターにご相談に見えられました。
無論、本会業務依頼案件ですから、最初に面談された行政書士事務所の方も帰化申請のエキスパートの方であることは間違いありません。
他のエキスパートの方が「受任不能」と判断された案件は、誰が判断しても「受任不能」です(笑)。
でも、大先輩の高齢の紳士が何とか日本人としての余生を過ごしたいと、私のようなまだ還暦手前の若僧に丁寧に頭を下げられるのに、お断りのしようがありましょうか。
申請支援センターは、嘘(虚偽申請)や不法な申請は一切お断りしますが、ご本人さんがやる気のある真面目な方で、当方のご忠告を逐一守って暮らしの状況を変えてでも申請を進めていく意欲のある方であれば、現在帰化申請条件を満たさない場合でも満たせるようにご指導できる場合があります。
現実には、前の相談者の方が心配されていたであろう部分に加え、もっと大きく深刻なハードルもあり、裁判案件に発展する可能性もありますが、会から名指しで声を掛けていただいた面子もあり、有り難く受任させていただくことにいたしました。
さすが申請支援センターと喜んでいただけるような仕事にしたいですね。誠心誠意がんばります。