先週の土曜日は朝に時間外相談が別途1件あったものの、時間内の帰化申請予約は4時枠のみだったので、待ち時間内に溜まっている台湾戸籍の翻訳を片付けたりしながら寂しい想いをいたしましたが、今週はいつも通り満員になって、ちょっと安心しました。
というのも、十数年前に開業したばかりの頃は、まだ帰化申請の専門家をインターネットで探そうという事が一般的ではなく、毎週土曜日に帰化申請相談会をひらき出したものの、毎週のように、「今週は1件だけ」、「今週はボウズ(予約無し)」というような事が、毎週のように続いていた時期があったからです。
それでも死にもの狂いでもう十数年間、土曜相談会を続けて来たおかげか、「帰化申請の土曜相談会といえばASC申請支援センター」ということが世の中に定着させていただいたようで、今では、毎週確実に満員とまでは行きませんが少なくとも時間内定例相談が2,3件は入るようになりました。
これまで、本当に多くの行政書士事務所が真似をされて、インターネットで土曜相談会をやってみられるのですが、結局、人が集まらないのか、しばらくしたら「予約の上お越しいただければ、いつでも面談できます形式」に戻られます。
裏を返せば、帰化申請手続きで大事な平日にいつでも空いているという証拠です。
ネットを見ていたら「あ、土曜相談会を始めよった。」と苦笑するのですが、あっという間に辞めています。そりゃ、見ていて面白いくらい早い(笑)。
はやらなくて土曜相談会をあきらめた次は、「帰化申請が5万円から商法」です。
フルサポート料金というのが別に用意されていて、結局15万くらいかかり、さらに帰化申請に必要な各種書類の官公庁手数料を別途取りますから、結局申請支援センターより高くなる。
さらに、家族が一緒にすると一人目の半分位取りますから、申請支援センターよりドドドーーンと値段が高くなる。
うまい商法ですね。
先週のように相談が少ないと一瞬、うちもコスイ「5万円”から”商法」に手をそめたくなります。
でも、またお客さんが戻って来ると、「ああ、やっぱり見る人は見てるねんな」と胸を撫で下ろし、ダークサイドの蟻地獄に落ちるのを踏みとどまることができるのです。