帰化申請の様々な必要書類を集める為に各地の市区町村や税務署などを回る際には、はっきり言って電車等の公共交通機関を使用する方が数段効率的であることが長年帰化申請業務をしてきた中で判明しています。
行政書士に成りたての頃は、荷物も多いし、車で移動していた時期もありました。
また、数年前までは、外国人登録原票記載事項証明書という、郵送請求はできないし、大阪市内でも他の区役所などから請求できない、やっかいものがネックとなっており、必ず全ての住所地の市区町村に顔を出さねばなりませんでした。例えば、電車の駅から15分歩くか、バスに乗るか、という生野区役所と生野税務署ツアーがあるときなどは「しゃーないなぁ、車で行くか」という気持ちになることもあったのですが、外国人登録制度がなくなった現在は、既にそういう時代ではありません。
効率を考えるならば、電車で移動した方が、車で移動する時の約2倍くらいは、1日に書類が集められるというのが、実務者の感覚です。生野区役所を含めても、バスの路線を熟知するようになると、次の移動先によって乗るバス経路を変えるという芸当ができるようになります。えっへん!
車で悠長に移動できるのは、閑古鳥の鳴いている間だけです。
しかし、お盆明けの今日は、久しぶりに車で移動しました。
めっちゃ久しぶりに車で書類収集に回りました。
柏原市役所から、藤井寺市役所にまわらなければならないツアーだったからです。
柏原市役所に行くには、近鉄南大阪線からは一旦、道明寺で、なんと単線の道明寺線に乗り換えて、無人駅の柏原南口で下車しなければなりません。
また、近鉄大阪線で行く場合には、「高安越え」をしなければなりません。
「高安越え」というのは、旧大阪第5学区の高校では、近鉄奈良線において瓢箪山以東と、近鉄大阪線における高安以南についてはギャグで「人外魔境(田舎)だ!」とされていて、実際にはそんなに遠くない場所なのですが、「高安越え」は死ぬほど遠方に行く気がするのです。(高安以南のみなさん、ごめんなさーーい!)
でも、柏原市役所に電車で行くのはなんとなく勇気が必要で、実際には電車の移動時間は自宅からなら25分くらいなのですが、冬の暗い夕方に柏原南口のフォームで道明寺線を待っているのは本当に心細い寂しい気がするのは、行った人でないとわかりません。(柏原南口近隣の方ごめんなさーい!)
帰化申請必要書類取り寄せ情報としては、柏原市役所で、出生届や婚姻届などの記載事項証明書(届書写し)を請求すると、毎回、いやっっっっっっっちゅうほど待たされるのですが、今日は住民票(全部事項証明書)だけだったので、他の役所よりもむしろ早いくらいの時間で交付されたので、拍子抜けしました。
スマホでブログ書く準備をする時間さえなかったですねー。