昨日は、当事務所では比較的少ない九州への帰化申請のための出張でした。
長崎地方法務局戸籍課に出向いて、長崎市内にお住いの方の帰化の受付を済ませることができました。長崎地方法務局は、長崎法務合同庁舎内にあります。
大阪から遠方の帰化申請の際でも、宿泊の必要がない限りは特に出張費をいただいていないのですが、交通費はご本人に負担いただかなければなりません。
おのずと、大阪の申請者の方より負担は大きくなります。
しかし、長崎地方法務局は「本局」であるにも関わらず、法務局全体で、月に1件の帰化申請があるかないかという申請数しかありませんので、当地の行政書士の先生は大阪のように「帰化申請だけを専門に扱うような事務所運営」をしていても商売になりませんので、帰化申請の専門家と呼べるだけの500件を越えるような帰化申請実績のある事務所は間違いなくありません。
そのせいか、はるばる遠い大阪の当事務所まで、交通費を負担してでもご依頼いただく案件がたまにございます。ありがたいことです。
ただ、遠方の申請の際には、ご本人さんの負担をできるだけ軽減するために、事前相談はもちろんのこと、書類点検さえ受けずに、いきなり申請受付に臨むことがほとんどです。
受け付けられなければ、ご本人に再度仕事をお休みいただいたりするリスクが常に付きまといますので、毎回、私も幾分緊張いたします。
法務局の戸籍課の方も、普段は国籍業務をなさっていないのでしょう、少し緊張されておられたようでございました。
でも、法務局の職員さんと申請者ご自身と私の3人の間で、穏やかな時間が流れ、昨日も受付が完了し、ほっと胸を撫で下ろしました。
長崎地方法務局の入る長崎法務合同庁舎
参考リンク:
帰化申請受付
提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」