今日は帰化申請の受付で茨城県の水戸地方法務局へ出張です。
以前にも書いたかもしれませんが、水戸の法務局は混んでいて(というより戸籍課の担当が帰化申請等の国籍業務に割ける時間がほとんど無いので)1ヶ月半待ちということだったため、全く何一つ帰化申請書類が集まっていない時点で予約を取り、約束通りちゃんと今日申請に迎えることになりました。自慢しときます。
朝5時半起きで、帰化申請で遠方への出張の際のお供の定番「とん蝶」を従えて、新幹線に乗り込みました。大阪って何も名物が無いところなのですが、僕が他の県の人に教えてあげたいと思うのはインデアンのカレーとこのとん蝶、あとカンソくらいかなと思います。後は、何でも普通に美味しいので、特に名物というものは無いのです。
今日ののぞみはコンセントを確保できたので、車内では書きかけブログの加筆三昧タイムとなりそうです。でも、乗り物酔い三昧でもあります(涙)。僕は自分で車を運転しながらでも酔う男ですから。
水戸へは東京から特急ときわ57号に乗り継いで片道5時間掛かるので旅行嫌いの僕には結構辛いです。北海道や東北出張の際の方が飛行機でポンと1時間程度で到着するのでかえって楽ですね。
今日の帰化申請者の方は特別永住者で給与所得世帯の上に、家族全員転職がほとんどない真面目な世帯なので、わざわざ僕が出向く必要もないのと違いますか、と受任の際にご本人に話していたのですが、やはり一生ものの申請なので確実に許可となりたいと、交通費を負担して僕を呼んで下さいました。
実際のところ、ご本人とのやり取りの中で、ひとつ間違えたら不許可になっていた事項もあったのですが、ちゃんと違法状況にならないよう修復していますので、後は僕のアドバイスに従って法務局とやり取りなさって行けば良かったのですが、たっての願いとあれば、安心して帰化申請を進めたいというご希望に添えるよう懸命にお付き合いいたします。
結局、このような地道で真面目で生活も安定していて自分で申請しても問題ないんじゃないかという方が、行政書士を使ったり選んだりする余裕もあり、着実に帰化が通られることになられるのでしょう。
帰化申請では本来、少し素行面の不安があったり、転職を繰り返したり、生計面の安定に疑問があったりと、グレーゾーンに居る方こそが腕の良い行政書士を選ぶ必要があるのですが、お金がもったいないからと依頼できずに自分でしてみて、グレーからダーク面に行ってしまう事も多いのかもしれません。あるいは、安い行政書士に引っ掛かったり。
勝ち組は勝ち組、勝てない人はずっと勝てないという、人生の縮図を感じます。
僕の周りの友達を見渡しても、勝つヤツは学生や子供の時から、今、何をすべきかを長い将来的にしっかり見据えて行動しとるように感じます。
それが学生時代では勉強であったり、自分の我を通さずコツコツ仕事をすることであったり、というだけです。
僕の人生でも、何をすべきかを、考えて生きていた時期、考えもしなかった時期、考える余裕がなかった時期、考えたが全く見当はずれの独りよがりだった時期といろいろありますが、少なくとも「考えよう」と努力している期間は少しずつでも成長とか匍匐前進ができたんじゃないかと思います。
うーん。人生を語り出したらつまらんので、この辺にしとこ。