早起きして徳島法務局に帰化申請で出張

 四国の徳島法務局への中国人依頼者の帰化申請の書類点検で、南海なんばバスターミナルから今阪神バスに乗り込みました。なんば出発時点では他に乗客無く、僕の貸し切りバス状態です。

 徳島法務局は久し振りの帰化申請です。
 法務局があまり慣れてらっしゃらないのでしょう、書類を2時間位見せて欲しいとか電話で仰有っていて、午後2時からの面談予約なのですが午前中に先に書類だけ提出する事になりました。
 大阪なら20分で帰化の書類点検が終るような簡単な案件ですが、昔は地方の法務局に行くとこのようなことが良くありました。
 最近は帰化申請手続きが全国的に統一されてきて、あまり見かけなくなりましたが、担当の方が新任の方だったりすると物凄く時間が掛かったり東京の基準が良く飲み込めていないために無理難題を押し付けて来たりするような前近代的で閉鎖的な法務局で大昔良くあった光景にぶつかります。法務局の職員は様々な部署を異動しますので、帰化などの国籍業務に携わる期間はそのキャリアの中でもほんの一時期だけです。だからキャリアはあっても国籍を担当して短かったりすることもよくあります。
 しかし、不良外国人に日本をなめられてはならない使命がありますので、余計にかたくなにならざるを得ない事情も良く承知しています。

 ただ、このような変わった扱いが沢山残っている方が、商売上は嬉しいのです。
 あまりに法務局が骨抜きになってしまうと僕らの商売もあがったりです。

 昔は、徳島に行くときは自分で車を運転して行く事が多かったです。
 淡路島のハイウエイは趣もあって、爽快に飛ばせたからです。
 しかし、10年ほど前にうちのお客さんで「過去に免許取得から数十年間無事故無違反だったのに帰化申請直後に大橋渡って本州着いた途端スピード違反で捕まってしまった事件」というのがあったり、だんだんと歳で運転が疲れるようになってきてからは高速バスを使うようになりました。こうやってブログ投稿したり、仕事したりする時間もとれますしね。

 言ってる間に、鳴門大橋も渡り、四国に上陸しました。
 吉野川を渡れば徳島法務局まであと少しです(笑)。