帰化相談待合室に忘れもの

 今朝、法務局に帰化申請の受付に行った際に、忘れものをいたしました。

 眼鏡です。
 それも、何と忘れ物に気が付いたのが大阪法務局国籍課を後にしてから、90分も経った後でした。
 全然、気がつかなかった。

 少し老眼も進んできているもので、本人が帰化申請を受け付けられた後に受付担当職員と書類を見せて少々打合せをする際に眼鏡を外してお話ししていたのですが、そのまま置き忘れてしまったわけです。

 しかしながら、90分もよく気付かなかったもんだと、自分でも思います。

 法務局を出て、隣の申請支援センターに戻ったのが11時半頃。
 午後いちに韓国領事館のお昼時をできるだけ外してあげて訪問しようと思っていたので、昨日帰化申請を受任したばかりの案件の家族関係登録簿記録事項証明書交付請求書を書いて、別の3件分の住民票と戸籍謄本の職務請求書を何通か書いた後、市県民税納課税証明書の用紙をダウンロードしようと、平群町役場のホームページを開いたところで「あれ?見えない。」と気付いたわけです。

 「事務机の中も、鞄の中も、探したけれど見つからないので」と、何処かの歌詞にあったように、こりゃえらいこっちゃと踊りながら、恥ずかしかったのですが「毎度、隣の行政書士の吉田です。眼鏡が待ち合いの机に忘れて居ませんでしたか?」と国籍課に電話しましたところ、いつも朗らかなK女史が出られて、嫌な声も出さずに「ちょっと見てきますね~」と確認してきて下さって、「はい。ありました」と。

 感謝がてら、このブログを借りて少し胡麻を擦っておくならば、このK女史、優しく別嬪さんなだけでなく、仕事が早い。
 帰化申請では本人の状況より何よりも、担当職員のてきぱきさが、帰化許可までの期間に影響するのですが、彼女にあたった申請者の方は、結構短い期間で許可になる傾向があります。
 だいいち、どこの職場でもそうですが、電話にワンコールで出てくれる人はやる気のある仕事人なのです。まあ、おべんちゃらはこの辺にしときましょう♪

 いずれにしても、眼鏡が見つかったので、さっそく受け取りに事務所からエレベーターで駆け降りました。
 となりで、良かったです。