土曜に受任した帰化申請案件の韓国戸籍は分割して取らないといけません

 年末から1月前半に掛けては昨年の年末年始のような帰化申請受任ラッシュじゃなかったので、多忙とはいっても2月1日のクジラパークでの帰化相談が終わって2月4日の帰化申請実務研修も終われば、今年は普段通りのスケジュールで確定申告の準備も落ち着いて始められるかなあと思っていましたが、先週土曜日の帰化相談でいちどに受任をしてしまったので、一転、過密スケジュールとなりました。

 土曜日に受任した帰化申請用の韓国家族関係登録簿記録事項証明書だけで、最低60通~70通の韓国戸籍・除籍に関する証明書を取得しなければなりません。

 ところが、駐大阪韓国総領事館には「30通ルール」というものがあり、30通を超過する場合にはレターパックなどを預けて郵送してもらうか、数日後に取りに来なければなりません。実際、過去に何度かレターパックで送付してもらったこともありますが、到着するまで何日も掛かりました。

 それでも漏れなく必要な韓国戸籍証明書が送られて来れば送付してもらうのも良いのですが、帰化申請や相続に使用する韓国家族関係登録簿記録事項証明書には除籍謄本が含まれますので、必ずといってよいほど交付された除籍謄本の内容を確認してみて、あらたに追加で除籍謄本を請求しないといけない結果となります。
 すると、また領事館に出向いて(郵送請求もできますが)、さらに数日レターパックの到着を待たなければならず、非常に効率が悪いのです。

 それなら、一回に請求する韓国家族関係証明書を30通以内に抑えてその場で不足書類を把握して追加書類を請求し区切りの良いところで終わり、また、翌日に30通以内で、そのかわり必要な書類を完璧に取る、という方法の方が、短い日数で確実に帰化申請書類を手に入れることができるのです。

 今日は、当初の予定では2件の帰化申請で除籍謄本の状況により30件を超えるか超えないかという案件を今日終わらせることができれば終わらせて残りの案件をまた明日取ろうと考えていましたが、実際には2件中の1件目だけで24通になってしまったので、今日取る予定だったもう一件を請求すると、領事館の職員さんに怒られてしまうのが確実な枚数となるため、今日の予定分を明日に回すことにしました。
 つまり、明日の予定分は水曜日以降回しになり、最低3回は今週中に行かなければなりません。しかし、木曜には中国領事館の予定が入っているので、なんとか水曜までに終わらせたいと願っています。
 でも、水曜分がまた2回に分けなければならなかったら、本当にお手上げです。
 だって、帰化申請の仕事は領事館めぐりだけではないのですから!

 さらに、2月は札幌法務局と山形法務局と徳島法務局と福岡法務局の帰化申請が佳境に入ってくるので、なかなか心理的にハードな月となりそうです。
 とりあえず、相談会や帰化申請実務研修や韓国語翻訳といった細々とした事案をさっさと片付けて、確定申告の準備をしながら、本業を進めて行きますか(汗)。

 また、そんな時に限って、当センターでは、普段めったに無い建設業許可更新もしないといけません。
 でも、本当に悲鳴をあげられることは本当に有りがたいことと仏さんに感謝しています。
 ナマンダブナマンダブ。