帰化申請が許可になった後の幸福に陰ながら慶んでいます

 このところ、過去に当方から帰化申請され許可になられた方からのご紹介案件が続いています。
 中には、新しくお電話かけてきてくださった方から「何々さんから紹介いただいた者です」と自己紹介されるのですが、紹介者だとおっしゃる「何々さん」に聞き覚えが無く、誰だろうとじっくり聞いてみると、帰化後にご結婚されて名前が変わっておられ、ようやく「なるほどあの方か」と納得するものもありました。

 また、兄弟姉妹の紹介で受任した帰化申請では、先に帰化した昔のご依頼者の日本の戸籍謄本を新しい帰化申請に添付しないといけないのですが、戸籍を取ってみると帰化許可からそれほど時間も経っていないのに、戸籍に婚姻事項が載っていることが本当によくあります。

 それも、前に帰化申請をなさられた際には、どなたともお付き合いされていなかったにも関わらず、短期間の間に「出会い」「恋が発展し」「ゴールイン」されていることがあるのです。

 申請時に婚約者や恋人がいる場合には、法務局に伝えておかなければなりませんから、私は厳重に確認していますので、許可の時点では、まだ始まっていなかった恋のはずです。
 かなりのスピード婚ですね。

 このような帰化申請をお手伝いさせていただいた方が幸せになられている事を知ると、なんとも頬がゆるんでしまいます。帰化の仕事をさせていただいていて一番うれしい時のひとつです。

 中には、許可後に紹介いただく親族に付き添ってこられた際に、「許可後、自分でもびっくりするほど性格が明るくなりまして、急に恋人ができました!」などとお礼をおっしゃっていただき、胸がジーンとすることもありました。

 帰化申請というのは、単に日本国籍を取得するだけのシンプルな目的の申請ではあるのですが、人生の大事な転機となるので、色々な付随する果実が生まれる事があるのでしょう。

 ほんと、私もウレシイ!!