帰化者の身分証明書交付会が物語る帰化許可ラッシュ

 つい先日も、官報における当方からの帰化申請者の方のちょっとした帰化許可ラッシュの話を書いたばかりですが、大阪法務局の帰化者の身分証明書交付会の状況を見ても、8月の帰化許可の盛況ぶりがわかります。

 というのも、帰化者の身分証明書の交付会は、大抵朝9:30から一日に一回行われることが多いのですが、ここ1週間ほどの間に許可になった方の中には、「11:00に呼び出されています。」とおっしゃられる方がいらっしゃったので、「アレ?」っという気がしていました。

 ちょうど、今日、帰化申請の書類点検で法務局に寄る用があったので、ついでに8月の帰化者身分証明書交付会の予定を調べてみましたところ、8/7(水)、8/14(水)、8/20(火)であり、どの日も9:30からの開催だったのですが、そのうちの8/20(火)については、ダブルヘッダーで9:30に加えて、11:00からの枠が設けられていました。
 なるほど。

 たしかに、今年は帰化許可数がかなり減っており、毎月、帰化許可告示日が許可告示の無い日の半分以下とか3分の1とかの状況が続いていたのですが、この8月に入ってからは、帰化許可告示日が許可告示の無い日と拮抗し、現時点では上回っている状況なのです。

 5年ほど前までの帰化ラッシュには足元にも及びませんが、それでも、この帰化者数の少なくなった時代においては、ちょっとした帰化許可ラッシュでした。

 

参考リンク:
帰化許可不許可

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」