先週、帰化の書類点検で出張してきた案件で、今日は和歌山地方法務局に帰化受付に行ってきました。
数年前までは和歌山地方法務局への帰化申請はいつも車で高速道路を飛ばしていたのですが、最近はＪＲ阪和線と和歌山バスで行く事が多くなりました。
和歌山バスで和歌山地方法務局に最寄りのバス停は「公園前」なのですが、いつもは本町４丁目方面に向かって右折した後に、在日韓国人系の金融機関である商銀信用組合を引き継いだ近畿産業信用組合前のバス停に停まるのですが、今日は「公園前」のはずなのにいつもと同じ景色じゃないので、バス料金を入れながら（ピタパ使えない！）、和歌山バスの運転手さんに「法務局に行くんですけど、ここは公園前ですよね。」と恐る恐る尋ねました。
恐る恐る、というのは、小銭を出す時点で既に手間取っていたので、このようなシチュエーションの場合、運転手さんから、冷やかな対応をされる事が多いことが過去によくあったからです。
ところが、その運転手さんは、私がトロトロとコインを探している間じゅう、にこやかに私の顔をずっとご覧になられていました。
そして、私の質問に対して、「はい。法務局はここですよ。」と答えてから、なぜか昔から知っていた人に会った時のような口調で、「あのぉ、行政書士さんですよね！」と、親しげに声を掛けてこられたのです。
小銭を出す時間中、他の乗客を待たせていた手前、そっちの方が恥ずかしくて、いきなり「行政書士さんですね！」と言われて、「はぁ、そうですけれど、スンマセン、スンマセン。」と、顔を赤らめてパスを降りました。
でも、なぜ私の事を知っていたんだろう。
出掛けにスーツを換えて来たので、まだ徽章はボケットの中だし。
法務局なので登記に訪れる司法書士とまちがえられることはあっても、帰化申請の数がほとんどない和歌山で、法務局に行く人が行政書士という発想は出てこないのじゃないかと思いますので、走り去ったバスの後ろを見ながら、謎が残ってしまいました。
うーん。帰化申請を検討している特別永住者の人やったのやろか？
参考リンク：
帰化申請の受付
提供：帰化申請の「ＡＳＣ申請支援センター」