帰化申請後に退職したら

 帰化申請が受け付けられても、その後に会社を辞めたら、原則、不許可または取り下げとなります。

 帰化申請の審査をしていく基礎となる帰化許可申請書の内容が「根本から」変わってしまうからです。

 ただ、行政書士に帰化申請を依頼し受け付けられた案件で、なおかつ、その行政書士に「転職をする前に相談をし」、幾つもの条件(帰化条件とはまた違います)を満たしていて、さらに、幸運にも頼んだ行政書士が本当の帰化専門家でその対処法に精通していて、方法とタイミングを間違わずにフォローしてくれて、初めて帰化申請の継続審査にのせてもらえる「可能性」が出てきます。

 しかし、もういちど繰り返し申し上げておきますが、帰化申請後の退職、転職は、ともに、原則、不許可・取り下げとなります。

 帰化申請始めようと見当している段階で、退職をしようか悩んでいるならば、帰化を見合わせた方がいいです。