帰化申請受付と同時に帰化面接

 今、中部ブロックの法務局からの帰化申請受付帰りです。

 遠方への出張時の往復路は時間があるので帰化申請ブログ書き放題でコンセントのある車両の時は電池も気にしないで良いので助かります。

 地方の法務局に行く場合、大阪と取り扱いが変わっていて戸惑うことがたまにあります。
 今日の法務局も気化の受付で訪れるのは初めてだったのですが、予期していない事が起こりました。

  大阪管轄の各法務局・支局では受付時に行政書士”だけ”で入室してプロ同士で書類の点検を済ませた後に帰化申請者本人と交代して受付を行うという流れが長年に渡って行われて来ました。
 帰化申請業務でのメインとなる特別永住者の多い大阪ではポイントを理解している行政書士と慣れた相談員との間で点検を済ませることで何とか数多い帰化申請をさばいて来れたのです。
 その代わり、本人がサインをしたりする手続きの場では行政書士が助け船を出せないよう交代した後は同席させてもらえません。

 一方、大阪以外の法務局では、最初から本人も入室して並んで書類点検を受け途中で行政書士が退席するという流れのところがほとんどです。自信の無い駄目な職員が担当する法務局では行政書士を恐がって一切中に入れてくれない法務局もごく僅かですが存在します。専門家のサポートを受ける人権を無視しているわけです。

 今日の法務局は普通の能力ある職員が担当してくれましたので、最初から帰化申請者本人と行政書士の私が並んで座り、書類のポイントをざっと僕が説明し、無事にじゃあ受付ましょうかとなりました。

 ここからがあまり見掛けない取り扱いだったのですが、ついでに今から面接もしますと言う流れとなったのです。

 法務局が言うには、うちの局は交通の便も悪く、先にいただいている書類の写しの内容を既に精査して真面目な申請者であることはある程度疎明できているので、帰化申請者の負担軽減の為にできるだけ回数を減らしてあげようと思っていますとのことでした。

 ある意味ラッキーなのですが、いつも面接前にみっちりやる面接アドバイスができていない(汗)。

 じゃあ、受付後、面接までの間に「報酬もはろてもらわんとあきまへんから」と法務局に話して時間をもらい15分でダイジェストの面接アドバイスを済ませました。
 普段から、いらちのお客さんの際や、お客さんや僕のスケジュールからアドバイスを短時間で切り上げないといけない場面もよくありダイジェストならダイジェストの説明にも慣れているのです。

 さらに、何よりも平素からホームページやブログで豪語している通り、ASC申請支援センターでは面接対策は受任してから受付までの間に済ませていますので、面接アドバイス自体はいわば帰化申請者である依頼者を安心させるためのセレモニーに過ぎないので、まあ何とでもなるわけです。

 法務局が先に帰ってくれ帰ってくれとうるさいものですから、今晩、お客さんから報告をお受けする手はずです。
 心配はしていませんが、何となく待ち遠しい気分ではありますね。