帰化申請の許可が結婚に間に合わない時には、どうしたらいいか?

 帰化申請の許可が結婚に間に合わない時には、どうしたらいいか?

 そのような相談を受ける事がよくあります。

 結婚を控えた恋人(婚約者・内縁の夫婦)の帰化申請こそが、帰化申請で最も頭を悩ますケースのひとつであり、帰化許可が間に合わないというテーマについては電話やメールではとてもお答えできない数々のポイントがあり、その全てを検討した上で、そのカップルが置かれている状況から、どの方法・どの道を取るべきかを明確に考えなければなりません。

 明確な答えはインターネット上にはありません。

 というのも、上記の通り、決してひとつの答えではなく、決めつけた回答をホームページに載せてしまうと、帰化申請を行う前の方であるか、帰化申請を既に行って審査中の方であるかに関わりなく、読まれる方にとって間違った(自分の置かれた状況に合わない)回答になってしまうので、帰化申請がよくわかっている行政書士は、決してインターネット上に決めつけた回答は書かないからです。

 ほんのたまに、間違った一元的な回答を載せているサイトがありますが、そのような回答をする人は大抵、帰化申請の専門家の「ふり」をされている帰化初心者の行政書士であると言っても過言でありません。行政書士会で開催された初心者講習のテキストの記載をそのまま載せているような帰化申請サイトもあります。
 帰化に精通している事務所は、決して、間違った回答を読む被害者がでるようなことは書きません。

 回答するには、相談者と行政書士との間で、少なくとも30分から1時間程度の面談での会話のやりとりが必要なのです。

 さらに、「結婚が帰化申請の許可に間に合わない」という相談者の言う「結婚」が何を指すのかさえ様々です。

 「結婚式」が、帰化許可に間に合わないのか?
 「新婚旅行」に、帰化許可を間に合わせたいのか?
 「結婚届出」が、帰化申請に間に合わないのか?
 中には、「いい夫婦の日」とか、「良い夫婦の日」に婚姻届出がしたい、という事だけのために、帰化申請や帰化許可を待ち切れないようなカップルもあります。

 しかし、帰化許可を間に合わす上で、対象として考えるべきことは、ただひとつ
 「子供の出産予定日」だけです。

 そして、それが間に合うかどうかで、結婚届出をするべきかかどうかも決まってきますし、また、どうしても帰化が間に合わず、帰化許可までに結婚届出を「せざるを得ない」のなら、絶対にしなければならない手順や、絶対にすべきでないことが、存在します。

 戸籍手続きは、決して、あと戻りできないので、自分たち、そして、それよりも自分たちのの子供の今後の人生の事を考えるなら、「必死で」ふたりまたは三人の幸せのために、正確な手続きをするべきです。

 本来であれば、帰化許可が間に合うように、ふたりが結婚を誓い合ったと同時に、あるいは子供を授かったことがわかった瞬間に行政書士事務所の門を叩くべきところですが(それでさえ、間に合わないことも多い位です)、自分で申請された方は、スケジュール上、ほぼ見込みは無いと考えて良いでしょう。

 親や親戚と話し合っている間に1,2ヶ月が無駄に流れ、行政書士に依頼する時点で間に合わなくなっていることも非常によくあります。というのも、妊娠が判った時には既に2ヶ月目となっており、さらに話し合いをしているうちに1,2ヶ月徒過しているということは、帰化許可を間に合わせる上では、致命的だからです。

 どうしても間に合わない場合には、せめて、出産に結婚を間に合わせるため、大急ぎで国際結婚手続きをしていくわけですが、普通に国際結婚手続きをするだけでは、「ダメ」です。
 帰化の許可が間に合わないなら、間に合わないなりに、検討しておくべきことや、行っておくべきことがあります。

 ASC申請支援センターは、「ビジネスとして」、質の高い帰化申請関連の申請や相談を請けている事務所です。
 帰化許可が結婚に間に合わない際の相談は、帰化申請の依頼者以外の方は全て有料となりますが、必要であれば、予約を取って、申請支援センターにお越し下さい。

  • 帰化相談予約専用ダイアル 帰化申請相談専用電話番号
  • 帰化相談料 1時間につき5,250円

 

参考リンク:韓国人の帰化申請

提供:帰化申請の「ASC申請支援センター」